お茶好きのイイホシユミコ氏が作った「汲み出し茶碗」でくつろぎの一杯を。
朝起きた時や仕事の合間、夜寝る前のホッと一息つけるお茶の時間。コーヒーや紅茶も良いですが、たまには日本人らしく「お茶」を楽しんでみるのはいかがでしょうか?緑茶やほうじ茶、玄米茶など日本茶の種類はさまざまですが、お茶の爽やかな色合いとふわっと香る優しい香りが「日本人で良かったな~」とホッとした気持ちにさせてくれますよね。
そんな日本のお茶をもっと楽しんで頂ける器が、作家イイホシユミコさんの「kumidashi(くみだし)」です。今回はそのkumidashiの魅力についてご紹介したいと思います。
お茶好きのイイホシさんが作った「汲み出し茶碗」
京都のお茶の老舗、一保堂茶舗でのイベントの際に一保堂さんよりアドバイスを頂いて製作したのがこのKumidashiです。凛とした佇まい、艶やかな白磁の品のある美しさ。こんなにシンプルで繊細な汲み出し茶碗は今までにあったでしょうか。
和の雰囲気もしっかり残しつつ、洋食器とも相性が良さそうで、食卓の上でも主張しすぎないデザインがイイホシさんらしいですね。お茶好きのイイホシさんが作り出す汲み出し茶碗は「やっぱり一味違うな」と感動させられました。サイズ展開はSサイズ、Lサイズの2サイズ。どちらのサイズも日々の暮らしの中で出番が多くなりそうです。
汲みだし茶碗とは?
一般的にお茶を淹れるものといえば湯呑を想像しやすいので、そもそも「汲み出し茶碗」という言葉はあまり聞きなれないですよね。湯呑と汲み出し茶碗は似ているようで実は形状や使い方に違いがあります。その違いについて簡単にご説明します。
・湯呑
湯呑というのはお茶を飲むために使う容器のことで、陶器や磁器のものが中心となっていて、ガラスが使われることもあります。片手で持てる大きさで、形は筒型のものが多いのが特徴です。基本的には自分がお茶を飲むために使うものが湯呑となっています。
・汲み出し茶碗
茶会の場で寄付や待合などで目にすることが多い、口の広い小さな茶碗のことを言います。汲み出し茶碗は湯呑と比べると高さが低くて横長になっている形のものが多く、基本的に来客に対して出すものが汲み出し茶碗となっています。日本茶をはじめ、昆布茶などを淹れるのが一般的とされています。
つまり、簡単に使い分けると、自分がお茶を飲むために使うのが湯呑、お客様にお茶を出す時に使うのが汲み出し茶碗ということになります。
薄い口当たりでおいしく飲める理由
この写真を見てみると、薄っすらお茶が透けているのが分かりますか?注いだお茶が透けて見えるくらいこのKumidashiは薄い白磁でできています。そのため中に入ったお茶の色を楽しみつつ、お茶本来の味を楽しめるように薄い口当たりになっています。またお茶をたくさん入れると持つときに熱々になってしまうので、美味しいお茶を茶碗の半分くらい注ぐのが適量、という設定だそうです。
お茶以外の楽しみ方
Kumidashiの魅力はお茶だけでなく他の用途にも使えることです。例えばLサイズにコーヒーや紅茶、Sサイズにぜんざいなどのデザート、お酒が好きな方は日本酒など入れてみるのもオススメです。ちなみにイイホシさんの一保堂でのイベントの際はお吸い物を入れていたそうです。自分のお好きなものを入れて楽しんでみてください。
▲Kumidashi S
yumiko iihoshi porcelain (イイホシユミコ) dishes(ディッシーズ) プレート18cm 〈pistachio green〉ピスタチオグリーン
▲右:Kumidashi S
左:Kumidashi L
yumiko iihoshi porcelain (イイホシユミコ) アルミトレ- / ラウンド(L)
KumidashiのSサイズにみつ豆を入れるとこんな感じです。白磁の美しい白色に寒天やフルーツが映えてとてもキレイでした。Kumidashiをサイズ違いで楽しむのも良いですね。
Kumidashiと合わせて使いたいお茶を楽しむ道具
例えばコーヒーを楽しむ道具としてカップ&ソーサーやドリップケトルがあるように、日本茶にもお茶を楽しむ道具があります。イイホシさんのKumidashiと一緒に合わせて使うことで、より一層お茶の時間が楽しくなる道具をご紹介します。
お茶本来の香りが毎回楽しめるkyu-su(kuro)
▲yumiko iihoshi porcelain (イイホシユミコ) kyu-su(急須) / L / kuro
Kumidashiと同じくお茶好きのイイホシさんが作った急須です。こちらの急須は萬古焼(ばんこやき)で出来ていて、吸水性がなくお茶を何度入れても臭いがつきにくいのが特徴です。そのためいろんな種類のお茶を楽しんで、おいしくいただけるようになっています。無駄のないシンプルなデザインはKumidashiとも相性がよく、一緒に使いたくなりますね。
直線のラインがモダンな急須 kyu-su(shiro)
kyu-su(shiro)は、直線で描かれるフォルムが程よい緊張感を残しながらも、モダンさとどこか愛嬌があるデザインが特徴です。急須の道具として日常に寄り添う使い勝手の良さを大切に製作されました。
ku-suシリーズの急須は、kuroとshiroでデザイン(形・質感)も釜戸もちがいます。kuroは特に人気で、よく欠品してしまいますので在庫がある際はぜひお早めにお買い求めください。
お茶のおいしさを引き立てるお茶請けの器と道具
▲yumiko iihoshi porcelain (イイホシユミコ) ReIRABO(リイラボ) ラウンドプレート Mサイズ〈winter night gray〉
yumiko iihoshi porcelain (イイホシユミコ) 黒文字 / meshibe / ステンレス
お茶の味をより引き立ててくれるお茶請け(おちゃうけ)。ちょっとした和菓子をのせるのにぴったりなのがイイホシさんのシリーズ「ReIRABO(リイラボ)」の ラウンドプレートです。カラーバリエーションも豊富なので、お茶請けの種類によってプレートの色を変えるのも楽しいですよ。取り皿としても使えるので何枚か常備しておきたくなります。
植物のめしべをモチーフにして作った黒文字は、 和菓子を一口大に切り分けもできるピックです。茶菓子のカトラリーにぴったりです。
大切な方への贈り物にも
お茶が好きなあの人へ、ご結婚のお祝い、ご両親の結婚記念日の贈り物などにもKumidashiはオススメです。CONNECTではギフトラッピングや熨斗(のし)もお付けすることもできますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
まとめ
イイホシさんのKumidashiは、お茶本来の色や味が楽しめるだけでなく、日々の暮らしにすっと溶け込み、お茶の時間をくつろぎの時間へと変えてくれます。時にはお客様におもてなしの心を込めておいしいお茶を淹れる茶碗として使うのもオススメですよ。お茶好きの方はもちろん、イイホシさんの急須をお使いの方にもぜひ使って頂きたいですね。Kumidasiに興味を持って頂いた方は、ぜひ商品ページを覗いてみてくださいね。
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この記事を書いた人
meo
香川県生まれ、香川県育ちのmeoです。CONNECTに勤めて早10年近くになりました。北欧のインテリアの魅力を発信しつつ、お客様のインテリアに対するお困り事が解決できるようなブログを書いていけたらと思っています。