2019年フリッツ・ハンセン庵プロジェクト#5　ーついに芸術祭閉幕。継続して取り組むことー

2019年11月12日（2024年8月8日更新）

こんにちは、スタッフの本宮です。
本島も舞台となった瀬戸内国際芸術祭がついに閉幕しました。9月28日から11月4日までの期間中、本当にたくさんの方が本島に来島され、Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)×CONNECTコラボイベントである“フリッツ・ハンセン庵”と“N01カフェ”にも多くのお客様がお越しくださいました。県外や海外など遠方からもたくさんお越しいただき、本当にありがとうございました！

フリッツ・ハンセン庵
Photo by © Nacása & Partners Inc. FUTA Moriishi

本島の笠島地区にある一軒の空き家をリノベーションし、フリッツ・ハンセンのインテリアでコーディネートした“フリッツ・ハンセン庵”。過疎と高齢化が進み、空き家が増えている地域の問題に対して、今までなかったアプローチの取り組みでした。長らく人が住んでいなかった築100年以上の空き家が、北欧インテリアのチカラで息を吹き返し、古い日本家屋に北欧インテリアがとても馴染んだ、人を惹きつける空間となりました。

お越しいただいたお客様からも、「空き家がこんな形で蘇るなんて」、「家具で全然印象が変わりますね」、「こんなところに住みたい」など、いろいろな感想をいただきました。ただ「おしゃれですね」だけで終わるのではなく、住みたいと思ってもらえたことは、実際に心地よい空間と感じでもらえたということで、とてもうれしいことでした。そして、少しでも多くの方に「インテリアのチカラ」と「空き家の可能性」を感じてもらえていればうれしいです。

たくさんの反響をいただきました

多くのところから関心を寄せてもらい、メディアでも取り上げていただいて、たくさん反響をいただきました。今月発売のCasa BRUTUS 12月号では見開きページで掲載されました。“深刻化する空き家問題を前向きに捉え生まれたユニークな試み”として取り上げていただきました。

Casa BRUTUS 表紙

Casa BRUTUS

Casa BRUTUSのホームページにも記事が掲載されています↓ぜひご覧ください！

Casa BRUTUSの掲載記事はこちら＞

フリッツ・ハンセン社のホームページにも“フリッツ・ハンセン庵”特集ページが作られ、ニュースレターが全世界に配信されました。地方のイベントを紹介するオフィシャルのニュースレターはあまり例がないそうで、フリッツ・ハンセンのなかでも“フリッツ・ハンセン庵”の取り組みは先進的で注目されているようです。

フリッツ・ハンセン社の特集ページはこちら＞

フリッツハンセン庵
Photo by © Nacása & Partners Inc. FUTA Moriishi

12月24日まで期間延長中。お見逃しなく！

この取り組みに対してとても反響をいただき、芸術祭期間中に見に行けなかったという方のために、“フリッツ・ハンセン庵”を見学希望の方に対して、12月24日まで対応させていただきたいと思います。毎週土曜日曜の10:30～11:00、13:00～14:00は常時開放しています。そのほかの時間はご予約が必要です。ご見学希望の方は【Honjima Stand】までご連絡ください。可能な限り多くの方に見ていただければと思いますが、日程等によってはご対応できない場合がございますので、ご了承ください。

この機会を逃すともう二度と体感できない空間をぜひお見逃しなく！

フリッツ・ハンセン庵
Photo by © Nacása & Partners Inc. FUTA Moriishi