【カール・ハンセン＆サン】マホガニー材オイル仕上げのCH24（Yチェア）が新登場！

2021年7月31日（2021年8月2日更新）

カール・ハンセン＆サンから嬉しいお知らせです。北欧家具の巨匠、ハンス J・ウェグナーデザインのCH24（Yチェア）、CH337・CH338（伸長式テーブル）に、新しい木材『マホガニー』を用いたコレクションが追加されました。

深く均一な色と、美しい木目を持つことで知られる、熱帯広葉樹の「マホガニー」です。

販売開始日：２０２１年７月３１日（土）

マホガニー材とは

ウォルナット材、チーク材と並ぶ世界三大銘木の中の一つと言われ、昔から高級木材として、世界中の人に愛されてきました。
マホガニーとは「黄金色」を意味し、光の当り方によって輝くように見え、赤みを帯びた木肌には「リボン杢」と呼ばれる美しい縞模様の木目が特徴です。

軽いうえに、乾燥後は反りや歪みが少なく耐朽性が高いので加工がしやすいので、高級な家具や装飾用材に多く用いられました。赤みを帯びた木肌の美しさゆえ、見映えのいい家具が多く作り出されたことで、かつて大流行したのですが、大量伐採がすすみ南米産マホガニー材は、絶滅寸前まで追いやられました。

現在は「ホンジュラスマホガニー材」を保護するために伐採や輸出入に厳しい規制がかけられ、自生したマホガニーは入手が困難になっています。そのため、本コレクションでは、マホガニーの木目の美しさや、似た特徴を持つ「サペリマホガニー」が使われています。

世界中の森林の「持続可能性」を確保するために

「適切な森林管理」を認証する国際的な制度である、FSC認証の木材からサペリマホガニーを使用しています。

世界中の森林の「持続可能性」の確保や、サスティナブルな取り組みと言われると、どこかしら自分からは遠いことのような感覚を、未だ受けがちです。
しかし、私たちが、このように認証の取れた素材から作られた家具を長く大切に使うことにより、世界中の森林の「持続可能性」を守ることにつながっていると知ると嬉しくなるのは、私だけではないはずです。

マホガニーの美しさが際立つテーブル

マホガニーの最大の特徴である、リボン杢と呼ばれる直線的で美しい木目の並びを大きな面で見ることができるのがテーブルでしょう。豊かで高貴な印象を持ち合わせた「マホガニー材」の美しさを存分に堪能することができます。

▲CH337 / ダイニングテーブル / マホガニー材・オイル仕上げ￥519,200

オイル仕上げは、天然の木を保護する役割と、赤褐色の色合いや木目の表情を生かす仕上げです。

◆CH338 / ダイニングテーブル / マホガニー材・オイル仕上げ￥629,200 はこちらから

マホガニーの経年変化

木材は、時とともに色味が変化していきます。これを“経年変化”といいます。

マホガニーの場合、初めは全体的に淡い赤褐色をしていますが、経年変化によって赤褐色に深みが増していくのが特徴です。濃淡の差が大きい個体であっても、時間とともに落ち着いていきます。

CH24（Yチェア）マホガニー材・オイル仕上げ

オイル仕上げは、メンテナンスが可能で、適時オイルを塗り足すことにより木肌は、さらに艶が増し、赤褐色に深みが増していく経年変化を楽しめる仕上げです。

▲CH24　マホガニー材/オイル仕上げ/ナチュラルペーパーコード　￥130,900

深く落ち着いた赤みのあるマホガニー材の木の表情を活かし、なめらかな仕上げを施したこれらのモデルは、特徴的なデザインに高貴で豊かな印象を与えます。

アーム部分は、積層になっています

アーム部分について、オーク材やビーチ材は、曲げ加工にも強く一本の無垢材で作られています。しかし、マホガニー材は、反りや歪みに強い特徴を持っていますので曲げの加工は難しく割れてしまうことがあります。そこで２㎜程度のマホガニー材を重ね合わせ、積層とすることで強度と見た目の美しさを叶えました。

※個体により、積層による縞模様が強く出ている場合もございます。

今ならオイル仕上げのCH24（Yチェア）は、即納が可能！

※ 在庫は常に変動しています。ご注文の台数やタイミングによって、表示している納期と異なる場合がございますので、予めご了承ください。

※座面の高さSH43㎝はお選びいただけません。

マホガニー材 CH24（Yチェア）
ハイグロスクリアラッカーとオイル　仕上げの違い

毎年ウェグナーの誕生日を祝し発売される、特別仕様のYチェアも2021年は、マホガニー材・ハイグロスクリアラッカー仕上げでした。こちらは、ハイグロスラッカー塗装が施されていることにより、贅沢な光沢感で、濡れたような艶めきが上品でした。こちらは、時間が経っても木肌は、あまり経年変化せず、ハイグロスの艶が徐々に落ち着いた風合いになります。