薪代は年間どのくらいかかりますか?【薪ストーブQ&A Vol.3】

前回は、薪ストーブ使う時に薪の量はどのくらい必要になるのか?と言う事をお話しさせていただきました。
前回の内容はこちらをご覧ください。

使用する薪代がどれくらいかかってくるのかも気になる所ですよね。
今回は、費用に関してお話ししていきたいと思います。


薪代は年間どのくらいかかりますか?

薪ストーブの種類・主暖房で使うのか補助暖房で使うのか寒い地域なのかどうか、各家庭によってかなり誤差があるので、Planning Studioの薪ストーブ生活を参考にご覧ください。

天井も高く、断熱の入ってない元倉庫。使用時間1日平均8時間使って、薪の使用量は約20キロ前後。住宅の場合、Planning Studioとは違い気密性も断熱性もしっかりしているので、部屋を暖めるにしてもここまで薪の使用量は多くないはずです。住宅とお店では、燃やし方や機種も異なるので、ひとつの参考にしてみてください。

ちなみにCONNECTでは薪1キロ50円(税込)で販売しています。
昨年までは1キロ40円で販売していたのですが、購入先からの丸太の値上げもあり金額を見直しました。

1年間すべて購入した薪を使った場合

ストーブの種類: IRONDOG No.7 (鋳物)
使用時間: 10時~17時
使用シーズン: 11月~3月
薪の価格: 50円(税込)

1か月:25,000円
使用期間 (5か月間) : 125,000円
金額だけみるとこれくらいかかってきます。

どうしても使い始めはどんどん薪を入れてついつい大量に薪を投入しがち!! 使っていくことで、薪の追加のタイミング・使用量など自分なりに感覚で分かってくるものです。

もちろん薪を無料で手に入れられれば、ランニングコストは0円になります。薪を作るための薪割り機や斧といった薪割り道具を揃えても長い目で見ると元はしっかりとることはできるでしょう。あと必要なのは時間と労力です。CONNECTの薪は社長のお父さんとスタッフ眞井のお父さんがメインで薪つくりをしてくれています。

周りの環境もあるとは思いますが、家に煙突がつくと近所の方が「木を伐採したんだけどいらない?」と声をかけてきてくれます。
実際に去年、宮武の近所の方が声をかけてくれました。やりとりは主人がしてたのですが「木を30㎝に切ってくれているから」と言う事で実物を見に行ったんです。上の写真のような立派な太さの丸太ではなくて細い丸太でした。原木から伐採して必要な長さに切るまでも大変なのでありがたくいただきました。薪は細くても割らないと中までしっかりと乾燥しないので割る作業が必要になります。
主人と時間を見つけて斧で薪を割る予定にしてるのにまだこの状況です。なかなかエンジンがかからず。。。もう2か月もすれば薪ストーブの出番!!! 大工さんからもらった端材もたくさんあるので、とりあえずは端材からですかね(笑)

一般的にすべて薪を購入した場合にはエアコンや石油ストーブに比べると、薪の方が金額としては高くなるはずです。
実際にエアコンを使用しているスタッフに話しを聞いてみました。
電気代には内訳があり、大まかにエアコン・照明・冷蔵庫・テレビがありエアコンだけの電気代を出すのは難しいのですが、1つの参考にご覧ください。

冬の暖は24時間エアコンを使用している家庭

家族構成:ご夫婦+小学生2人 (CONNECTスタッフ)
ガス使用
太陽光なし
石油ストーブ使用しない
ホットカーペット使用する
エアコン24時間可動(1階LDK)
電気代:17,000円~18,000円

お金には変えられない価値があります。

金額や手間はもちろん薪ストーブの方がかかりますが薪ストーブの温もりや楽しさは他の暖房器具とは比べられない良さがあるんです。薪ストーブの温もりを体感してしまうと、子供達も「薪ストーブつけて」と言ってきます。朝寝坊して薪ストーブつける時間が無くて、エアコンをつけていたら、「明日は薪ストーブつけてよ」って言うんです!!! 朝ごはん食べて制服に着替える時はストーブの前。娘と息子と場所の取り合いをするほどに(笑)愛犬チョコも1人贅沢にストーブ前でよく寝てるんですよ♡
夕方も仕事から帰ってくると、まずは薪ストーブの火入れからスタート。帰ってから習い事の送迎・ご飯の支度・細々と色々。やる事たくさんあるんですが、薪ストーブの温もりを感じたいので、エアコンのスイッチは押しません(笑)ご飯を食べる時にはぽかぽかの空間になっています。ストーブの温もりは体の芯から暖かく感じるので、ご飯を食べていたら1日の疲れがとんじゃいます。

家の中に自然の温もりがあり、火の揺らぎがあり、美味しい料理が作れたり、人が集まって楽しめる時間が作れたりと家の中に火がある事で今までにない暮らしを過ごすことができるんです。人の暮らし方を変える力があるんです。
CONNECTでも重要なキーワードが【Hygge (ヒュッゲ)】ヒュッゲとは、「心地よいお部屋で家族や友人と過ごす楽しい時間」を意味します。薪ストーブを置くことでよりヒュッゲに近い暮らしを送る事ができます。

薪は「自分で作れる最も簡単なエネルギー」です。そう考えると大変さも楽しみに変わるのではないでしょうか。ただ、すべてを無料の薪でまかなうのは簡単なことではありません。薪作りと購入を上手に組み合わせて、無理なくコストダウンしたいですね!!!

 

 

 

 

お電話でのお問い合わせ

1年間無料保管サービス実施中!


この記事を書いた人

アバター

CONNECT

こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。

このエントリーをはてなブックマークに追加

CONNECTについて

お電話でのお問い合わせ

メルマガ登録はこちら

1年間無料保管サービス実施中!