FRITZ HANSEN JIMA(フリッツ・ハンセン島)~閉幕~ご協力いただいた各社の取り組みについて
「FRITZ HANSEN JIMA(フリッツ・ハンセン島)」プロジェクトがついに閉幕致しました。毎日たくさんの方にご来場いただき、スタッフ一同大変充実した時間を過ごすことができました。本当に有難うございました。
今回の「FRITZ HANSEN JIMA(フリッツ・ハンセン島)」プロジェクトを開催するにあたり、様々な企業の方にご協力いただきました。
今回のブログではご協力いただいた各社の紹介をさせて頂きます。
【お花〈生け花〉】
〇デンマークのフラワーアーティスト ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)率いるフラワーデザインブランド「Nicolai Bergmann Flowers & Design」
デンマーク、コペンハーゲン出身のニコライ・バーグマン氏は、日本での活躍でフラワーデザイン界に新たな次元を開いたうえ、色彩、形、バランス、細部への眼識を活かすことでファション界、デザイン界にまで地平を広げ、その結果、世界有数のデザイン企業とさまざまな共同デザインプロジェクトに取り組まれています。
前回のフリッツ・ハンセン庵からご協力いただき、今回のフリッツ・ハンセン島でもすべてのお花を担当していただきました。本島で実際に咲いているお花をふんだんに使用したこの生け花は、開幕当初はみずみずしい生花の生け花でしたが、閉幕間際になりますと綺麗なドライフラワーへと変貌をとげ、その変化する姿を楽しませてくれる生け花でした。
【楽曲】
〇NF(エヌエフ)
フリッツ・ハンセン庵やヴィラ・カサシマ・エン、FRITZ HANSEN JIMAのテレビCMで流れたのは、サカナクション山口一郎が率いる「NF」チームの青山翔太郎氏に制作いただいた楽曲です。
本島まで足を運び、民謡の最後の唄い手の方にお話しを聞いて、口説き本を紐解いて制作されました。民謡のバックに流れる音は何パターンかあり、島の音を聞いて「フリッツ・ハンセン島」のためにつくられた楽曲です。
過疎化が進む本島では、古くから夏祭りに使用されていた盆踊りの音楽が徐々に忘れ去られつつありました。お話を聞いている中で島民から一本のカセットテープが手渡され、そこに残されていた音源を元に制作されました。
「この曲を聴きに来ました」と遠くからお越しいただいたNFファン、青山翔太郎さんのファンの方も沢山いらっしゃいました。
【インテリア】
〇FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)
今回のプロジェクトを一緒に作り上げてくださった、フリッツ・ハンセン社。
今年2022年に創立150周年を迎えたフリッツ・ハンセンは、北欧デザイン界の巨匠アルネ・ヤコブセンをはじめ、現代の一流デザイナーたちにより、時代を超えて愛され続けるインテリアアイテムを生み出し続けている北欧家具を代表する老舗インテリアブランドです。
10月16日には、「FRITZ HANSEN JIMA(フリッツ・ハンセン島)」の取り組みの一つとして、バス停など島内各所にセブンチェアを無償で設置しました。それを記念して、デンマークよりアジアCEOのDario Reicherl (ダリオ・ライシェル)氏が本島へ来島し、本島連合自治会への寄贈式典を執り行いました。
【香り】
〇「MABOROSHI」(マボロシ)
茶葉の魅力を突き詰めるをテーマに2017年にスタートした GEN GEN AN 幻プロジェクト。茶葉の魅力を探る中で出会ったのが、飲むでは無く嗅ぐ事を楽しむ「茶香炉」の存在。2017年に出会い茶文化を通し交流を深めたミュージシャン山口一郎氏を迎え入れて「“香”を通し、日本の美意識である“和み”のある日々を創造したい。」という想いが調和し、香りのブランド「MABOROSHI」として、2020年新たにスタートされました。
フリッツ・ハンセン庵の真ん中に配置されたガラステーブルの上には茶香炉を、ヴィラ・カサシマ・エンにはフレグランスミストを置かせていただきました。
【スピーカー】
〇Bang&Olufsen(バングアンドオルフセン)
1925年にデンマークで創業した高級オーディオブランド。
今回ご協力いただいた「Beosound 2」は、2台をペアリングして、さらに豊かなサウンドを奏でることができるスピーカーで、どこに置いてもサウンドがお部屋の隅々まで全方位に広がるアイテムです。
フリッツ・ハンセン庵にて「NF」の青山翔太郎氏より制作いただきました音源の再生に使用させていただきました。今回オリジナルで制作していただいた楽曲をより最適な形でお届けするために、上質なスピーカーを使用し、インテリアだけでなく、ひとつひとつの「音」にまでこだわり、空間全体で心地いい時間を過ごしていただけるように仕上げました。
まとめ
11月6日をもちまして一旦「フリッツ・ハンセン島」は終了いたしますが、今後も様々な形で地域活性化の一因として活動を続けてまいります。
今後の活動の詳細が決まりましたら、改めて発信してまいりたいと思っておりますので、是非ご期待ください!
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この記事を書いた人
takahashi_tomomi
出産・育児を経て久しぶりに社会復帰しました。毎日素敵なインテリアに囲まれて仕事をしています。自分の経験を活かしてお客様のお役に立てる情報発信に努めていきたいと思っております。