【FRITZ HANSEN】ポール・ケアホルムの新作ラウンジチェアPK4のご紹介

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モダンでリラックス感あふれるラウンジチェア「PK4」が約70年の時を経て復刻されます。

1952年にデザインされたこのチェアは、ステンレスや素材に対するケアホルムの飽くなき探求心を美しくカタチにした初期の名作です。

 

 

 

■シンプルで、細部までこだわり抜かれたデザイン

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1本の長い麻ひもと7本のスチールパイプという2種類の素材で作られています。スチールパイプを溶接することで、一体型のフレームが実現しました。

赤紐

前年にデザインされた「PK25」同様に麻ひもの先端は赤くなっており、ポール・ケアホルムのデザイン画を忠実に再現しています。

 

 

 

■PK4のモデル展開は全部で3種類

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クッションラインナップ

オプションのクッションは、キャンバス(ナチュラル)、キャンバス(ブラック)、グレースレザー(ブラック)の3種類展開。

(※クッションのみの販売は行っておりません。)

 

 

 

■家族や友人のために制作された特別なチェア「PK4」

ポール・ケアホルムは、素材の探求を重ね、デザインの一つ一つに自然本来の美しさを生かすということを最も大切にしてきたデザイナーです。

そんな彼が妻で建築家のハンナと唯一共同制作した「PK4」。特別な思いが詰まったラウンジチェアが約70年の時を経て復刻されます。

 

 

 

■PK4の前年に制作された「PK25」

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PK25
PK25
 
今回ご紹介した「PK4」はPK25が制作された一年後に家族や友人のために制作されました。
そのため、PK25と似ているところも多い作品です。
 
このPK25は、ケアホルムが22歳のときに通っていた、美術工芸学校の卒業制作として作られました。
学生が作ったと思えないクオリティの高さから、現在のフリッツ・ハンセンのPKシリーズのラインナップに加わっています。当時の作り方とほぼ変わらない製造工程で、現在も作られています。シックで美しいデザインは今もなお世界中の北欧家具ファンの高い人気を獲得しています。
 
 
 

■「PK4」と作る ほどよくカジュアルなコーディネート

PK01

麻ひもを使ったラフなデザインの「PK4」は、ミニマルなサイズ感で軽やかな美しさがあります。
すっきりとしたシンプルなソファと組合すことで、PKシリーズの中でも程よくカジュアルなコーディネートを楽しむことができます。
 
 
 

■デザイナー ポール・ケアホルムの経歴

ポールケアホルム

Poul Kjaerholm(ポール・ケアホルム)は、1929年にデンマーク北西部の田舎町で生ました。
15歳で家具職人に弟子入りし、18歳でキャビネットメーカーのマイスターの称号を取得しました。
​現在では金属のイメージが強いポールケアホルムですが、もともとは木工職人としての技術を磨いていました。
その後コペンハーゲンの美術学校に入学します。
 
在学中Yチェアのデザイナーとしてすでに活躍していたハンス J. ウェグナーのもとで、色々な事を学びました。
家具デザインについて、歴史に残る名作をもとに文化やスタイルの違い、また家具作りにおいて椅子の構造やタイプは根本的には同じだということもウェグナーから学びました。
 
 
 

■デザインの根源

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▲生前時の自邸の写真(奥:PK11(チェア)、手前:PK31(ソファ))
 
​ポール・ケアホルムの作品は、まずは彼自身が自邸で使うためのものとしてデザインされました。自分が使って納得のいくものだけを世に発表するという彼の誠実さがうかがえます。
 
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▲自邸でPK11に座り、作業するポール・ケアホルム
 
彼が生涯にわたり、こだわり抜き厳選されたデザインだけが、今のPKシリーズとして世に残っています。
 
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彼の自邸は、妻で建築家のハンナによりデザインされました。
ハンナは、日本がかなり好きで、自邸の至るところに日本文化を取り入れています。また、木をふんだんに使っていたりと日本の美意識を感じさせる建築になっています。
PKシリーズは、そういった自邸のために作られた家具だからこそ、日本の住宅との相性が良く、私たち日本人の生活スタイルにも馴染みやすい作品です。
 
 
 

■自然素材へのこだわり

ポール・ケアホルムのデザインにおけるコンセプトとして“美しさの基準は自然界にある”という言葉を掲げていました。
その言葉通り、彼の作品は自然界から様々なインスピレーションを得てデザインされています。
 
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▲奥:自然界(木)の写真、手前:PK22のフレーム
 
PKシリーズの作品のフレームは木や自然界からインスピレーションを得て、デザインされたと言われています。まるで、自然界で枝が伸びていくような生命力さえも感じさせます。
彼の作品は、シンプルで無駄がなく、本当に自然界に存在するようなデザインになっています。
 
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ポール・ケアホルムは多種多様は建築素材に興味を持ち、そのなかでもスチールに強い関心を寄せていました。スチールは、木などの天然素材と同様に、芸術的な価値のある素材であると考えていたのです。
またスチールの表面の光の屈折は作品の重要な要素だと考え、「理想とする美しさ」「スチールの美しさ」という強い信念をもって作品を見出だしたのです。

 

 

 

まとめ

今回の新作「PK4」はいかがでしたでしょうか。
「PK4」が新たに加わったことで、ケアホルムのラウンジチェアコレクションが勢ぞろいしました。
ケアホルムの多彩なコレクションを体験し、もっと知りたくなるような魅力的なアイテムとなっています。
 
ポール・ケアホルムは、素材の探求を重ね、自然本来の美しさを生かすということを最も大切にしてきたデザイナーです。日本の建築にスタイリッシュなPKシリーズを取り入れることで、空間に軽やかさが生まれます。親日家のケアホルムだからこそ私たちの生活に自然と馴染みやすいデザインなのではないかと思います。
 
 
 

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takahashi_tomomi

出産・育児を経て久しぶりに社会復帰しました。毎日素敵なインテリアに囲まれて仕事をしています。自分の経験を活かしてお客様のお役に立てる情報発信に努めていきたいと思っております。

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