こんにちは、CONNECTスタッフです。日毎に春らしくなる今日この頃ですが、これからの行楽シーズンを前に、お出かけの計画を立てられている方も多いかと思います。今回は、CONNECTオンラインショップでご注文いただいた方に配布中のCONNECTインテリア情報誌「TALK」vol.2の中から、「瀬戸内海の本島にあるフリッツ・ハンセンの家具でしつらえた宿。ヴィラ・カサシマ・エン」の座談会を一部抜粋してお届けいたします。ぜひ、歴史ある街並みや古民家を体験しに、本島に足を運んでくださいね。

大きく広がった空とおだやかな瀬戸内海に、まっすぐ横に伸びていく瀬戸大橋の水平ラインの気持ちよさ。

絶景を前に心も頭も空っぽにして、自分と向きあう時間を作ることを楽しんでほしい・・・

自分自身を改めて大切にする時間を、北欧では「ヒュッゲ」というらしいですよ。

-座談会のスタッフ紹介-

社長…コネクトの社長。2007年、香川県丸亀市にCONNECTオープン。理詰めの北欧家具オタク。

西岡…コネクトスタッフ。本誌「TALK」の編集長。元バックパッカーで、ディープな旅が大好き。歴史オタク。

神山…コネクトスタッフ。本島勤務。東京都出身。夢は、本島と島外をつなぎ地域全体を元気にすること。

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西岡　こんにちは～。瀬戸内海の離島、本島を紹介しま～す。みなさん、本島知らないですよね？？ 大丈夫。県内、市内の人もほとんど知らない「秘境」が本島なんです 笑。私は旅行が好きで世界中の辺ぴなところを旅してきましたが、観光客が殺到している場所よりも、人がいないところに好んで行きました。みなさんどんな旅行がお好きですかね～？人気の観光地で特産品を食べて、お土産を買って、というのも楽しいですよね。でも本島では、広い空と穏やかな瀬戸内海を前に、立ち止まって心も頭も空っぽにして、自分と向きあう時間を作ることを楽しんでほしいんです。こういう自分自身を改めて大切にする時間を北欧では「ヒュッゲ」というらしいですよ～。

社長　人口わずか300人ほどの過疎化が進んだ本島だけど、ずっしりと重たい空気がある。それは、本島に歴史や文化があるから。丸亀市の人は「丸亀城」ばっかり推してくるけど、本島の「塩飽水軍」、「塩飽大工」の方が古くて、ロマンがあるんだよね～。

神山　「塩飽（しわく）」という言葉ですが、瀬戸内海に浮かぶ28の島々を塩飽諸島と呼ぶことからきているんですよね。

社長　そう。本島はその塩飽諸島の中心にある。船の操縦が上手い島民が多くて、戦国時代には水軍、江戸時代になると廻船業（海上で人や荷物を運送する仕事）で栄えたらしい。造船技術も高くて、塩飽大工として瀬戸内海沿岸を中心に建築を行ってたんよね。

西岡　へ～。なんか、塩飽大工って北欧のヴァイキングと似てますね。ヴァイキングも優秀な造船技術を持つ海賊から、腕の良い家具職人へと変化したんですよね。

社長　無理やり共通点をつくったみたいになっちゃうけどね 笑。

神山　本島の笠島地区には塩飽大工が手がけた建築物が今も美しい状態で保存されているんですよ。

西岡　CONNECTは笠島地区のすみっこにヴィラ・カサシマ・エンをオープンしました。古民家をフリッツ・ハンセンの家具で蘇らせた一棟貸しの宿泊施設です。

西岡　笠島地区の日本家屋の街並みは突然あらわれるのでびっくりします。田舎の島に、こんなに美しい景観があるなんて・・・

神山　笠島地区は、塩飽水軍の本拠地として江戸時代にピークをむかえ、幕府の御用船方として活躍し巨万の富を築いたそうです。

社長　笠島地区は香川県で唯一の「重要伝統的建造物群保存地区」なのに、最低限のお手入れしかされてないのよ。そこで、うちの北欧家具を使ってヴィラ・カサシマ・エンをオープンしました。少しでも本島のことをみなさんに知ってもらって、足を運んでほしいよね。

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この続きはぜひCONNECTインテリア情報誌「TALK」vol.2でご覧いただけたらと思います。

 

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