【レポートブログ】誰もが使いやすい、迷ったらコレ!なテーブル~HAY CPH20~
ラウンドテーブル「CPH20」と初対面!な朝
HAYの「CPH20」テーブルが届きました。到着する日の朝から、まだかな…まだかな…と、コーヒーを飲みながら待っていましたが、いざ届くと、箱がとても大きくてびっくり。テーブル天板がすっぽり入る箱なので、縦横1m近くある大きさです。
重さもあり男性ひとりで受け取っても、床を引きずりながら部屋に運ぶくらいでした。箱の側面には「HAY」のロゴが大きくあしらわれており、テーブルが届くまでに長い旅を経て到着したのだと思うと、なんだかロマンを感じてしまいます。
箱を開けると、中には「テーブル天板」「脚3セット」「ビス・説明書」が入っています。シンプルなパーツ構成という印象で、初心者の方でも組み立てがしやすく安心ですね。テーブル天板のフチには、しっかり梱包材が巻かれており、大切に梱包されて届いたことが一目で分かります。
梱包を解いていくと、この丸テーブル天板である「リノリウム」とご対面。グレーやベージュを基調としたニュアンスカラーが印象的なデザインです。この絶妙なカラーリングが、他のテーブルにはない特徴だと思いました。製造工程の中でわずかに個体差があったり、光の入り方や周囲に置く小物によって、色の見え方が変わってきたり、さまざまな表情を魅せてくれるのも魅力のひとつです。多くのテーブルは天板が木目になっているので、リノリウム天板のテーブルを使用するのは初めてでした。
他のインテリアとどう調和していくのか、楽しみだなと思いながら、組み立てを開始しました。
組み立ては「インパクトドライバー」が必須
組み立ては、一人でもできますが、二人であればよりスムーズにできます。お一人暮らしの方は、どなたかのお力を借りて組み立ててみてくださいね。テーブル天板の裏に小さな穴が複数開いているので、それに合わせて脚をセットしてビスをとめていきます。
組み立ての一番のコツは「天板と脚をぴったりとくっつけてとめること」。この作業は、一般的なドライバーでぐるぐる回してとめていくとなるとかなり大変です。業務用のインパクトドライバーを調達すれば、スムーズにしっかりと組み立てることができます。
組み立てを行うときは、穴に合わせてビスの仮止めを行い、全体のビス位置が揃ったら、テーブル天板の外側の穴から徐々に締めていきます。所要時間は、工具があれば30分~1時間程度でスムーズに終えることができます。また、テーブルの構造上、ビスを一回とめてしまうと、何度も脚を取り外せるわけではないので、テーブルを置きたい場所で組み立てを行うと移動させる手間が省けるのでおススメです。
CPH20の推しポイントを紹介
CPH20が到着して、特に良いと思ったポイントは3つ。
まずは、「天板のフチの薄さ」。側面から見ると、テーブル天板のフチは、ミルフィーユのように何層もの木板が見えており、シャープすぎず、木のあたたかみを感じられるデザインです。このフチが非常に薄く、繊細な曲線を描いているため、非常に上品なデザインです。木のあたたかさ・風合いも感じつつ、上品なイメージで洗練された印象に感じます。
そして、なんといっても「リノリウムの色合いと質感」。リノリウムならではの反射の少ないマットな質感が、お部屋全体のトーンを落ち着かせてくれているように感じます。真っ白だと反射してかえって明るすぎる場合もありますが、リノリウムのクセがなくマットな印象だとどんなインテリアにも合わせやすいです。そんな落ち着いた色合いと質感だからこそ、ライフスタイルや住まいの変化があったとしても、長く使っていけるイメージが湧いてきます。
最後に「アイコニックな脚のデザイン!」CPH20のテーブル脚は、3本の脚が中心に向かって支えている形状となっており、このデザインが実にアイコニック。少しテーブルから離れて眺めると、特徴的な脚のデザインがお部屋全体のアクセントになっているように感じます。
実際に使ってみると「サイズ感がちょうどいい」
私は一人暮らしで、朝ごはんにはイチゴをよく食べるのですが、この丸テーブルの落ち着いたカラーの効果なのか、フルーツがいつもよりも鮮やかに感じられます。
朝の陽ざしでテーブルがほんのり白っぽく見えるので、時間によってテーブルの色味や表情が変わるのも、このテーブルの魅力ですね。食事をするにも一人であれば、かなりゆったり使用できる印象でした。
朝ごはんを食べ終えてからは、出社することもあれば、在宅勤務を行うことも。在宅勤務の日は、もちろんCPH20のテーブルで作業を行います。テーブルの直径が90cmもあるので、一人で作業するには十分な広さです。だいたいテーブルの半分程度を作業スペースとして使用するイメージで、残り半分は、ちょっとした本を置いたり、たまに軽食を取ったり。一人で使うにはゆとりがあって良いと思います。
先日友人を招いて食事をしましたが、2人で大皿を囲んで食事をするにもちょうどよいサイズだと感じました。これが、CPH20の直径(90cm)を超えてくると、お部屋全体に圧迫感が出てくる感覚があり、イメージとしては4~5帖程度の空間にちょうど良いサイズ感だと思います。
お手入れも、特別なものが必要というわけではなく、なにかをこぼしたときにも、水はけが良いのか、すぐに布で拭き取ってしまえば大丈夫。ただし、汚れを放置すると取れづらくなったり、中性洗剤以外だと色変化の原因になるようなので、気になる方は食事のときにランチョンマットを敷くなどの工夫をしておくと、長くきれいにテーブルを使うことができますよ。
カラーリングのバランスもよし、お手入れもよし、デザイン性もよし、サイズ感もよし。一人暮らし・二人暮らしでは、マルチな活躍が期待できるテーブルです。一家に一台!
HAYらしさは「普通で馴染みやすい」ところが愛される秘訣?
製品のルーツに触れると、CPH20は「RONAN & ERWAN BOUROULLEC(ロナン&エルワン・ブルレック)」という、パリを拠点とするブルターニュ出身のデザイナーの兄弟が手掛けたものです。ロナン・ブルレックは1971年、エルワン・ブルレックは1976年、ともにフランス生まれ。兄弟でデザイン活動を行い、カッペリーニ社やヴィトラ社などの家具デザインを手掛ける他、 イッセイ・ミヤケのパリの店舗デザインを手掛けるなど、プロダクトとインテリアの分野で幅広く活動する世界的トップレベルのプロダクトデザイナーユニットです。
HAYだけでなく、Artek・Vitraなどの製品も手掛けており、「高級ではなく毎日接しやすい、人々の記憶に残るものをつくるように心がけている」そうです。
CPH20のテーブルも、2014年に完成したコペンハーゲン大学の改装プロジェクトのためにデザインしたものであり、どんな場所でも空間に馴染みやすく、さまざまな椅子が合わせやすい、HAYならではの「普通さ」が、多くの人々に愛される秘訣なのだと感じます。CPH20は比較的新しい時代に登場したプロダクトであり、歴史の長いプロダクトに比べると、普通だけれども普通すぎない、愛らしさ・キャッチーさがあるように感じます。これももしかしたら、デザイナーの遊び心かもしれません。
他のテーブルと比べると、CPH20にしかない良さがある
もともと、私はArtekの90Bという直径が75cmのコンパクトな丸テーブルを使用していました。そのテーブルを使っていた時の感想と比較しながら、CPH20の魅力を伝えていきたいと思います。
使われている素材を比較すると…
もともと持っていたテーブルは、「バーチ材×ラッカー塗装」だったので、バーチ材の雰囲気がもつ、どこか古風でクラシカルな雰囲気を感じさせる佇まいでした。曲木の脚は、曲線が美しく、シンプルながらにも CPH20とは違ったアイコニックさを持ち合わせています。その点、CPH20は丸テーブルの中でも、脚がシャープで直線的。脚の存在感はありつつも、空間をすっきり見せることに長けているように感じます。
テーブルの天板を比較すると…
木目のテーブル天板と比較すると、リノリウムの天板は非常にスッキリした印象を与えてくれます。天板にクロスやマットを敷くというよりは、リノリウムの落ち着いた色がテーブルに乗った食器や料理たちを引き立ててくれるような色味であるように感じます。また、純白のような真っ白さではなく、マットなカラーリングだからこそ、ビビットなカラーの食器や、彩りのある料理がしっかり主役になってくれるのです。
使いやすさ・お手入れのしやすさを比較すると…
リノリウムの天板は、汚れがついてもさっと拭き取れるように感じます。木目のテーブルは、キズが味となり経年変化をたのしんでいくように思いますが、リノリウムの天板は色の変化などは少ないようで、いつまでも自分好みのテーブルでいてくれるような気持ちになります。
あとは、テーブル脚の形状として、座っているときに自分の脚を伸ばしてもぶつかることなく、ゆっくりくつろぐことができます。テーブルの下に椅子をしまうときには、椅子の形によっては椅子の脚とテーブル脚がぶつかってしまうため、テーブルの下に椅子をしまいきれないケースがあるかもしれません。
総じて、私の感想としては「誰もが使いやすい・迷ったらコレ!なテーブル」です!
とにかくデザインにクセがなく、サイズや使いやすさは申し分のないテーブル。一人暮らし・二人暮らしには、ちょうど良いサイズでもあるため、「北欧家具に憧れがある」「どんなテーブルを買えばいいか分からない」と思っている方にはピッタリな製品です。そして、リノリウムのテーブルの手触りはシームレスで、このテーブルを持っている方にしか感じられない心地よさ。
是非、多くの皆さんにCPH20の良さを体感していただきたいと思っています。
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この記事を書いた人
阿部哲
東京のマンションリノベーション会社に勤務しています。趣味はインテリアや雑貨を集めること。家電や雑貨のセレクトショップでの接客経験を活かし、暮らしにまつわるコラム・おすすめインテリアの紹介をしています。