こんにちは、CONNECT東京スタッフのTです。CONNECTは今年から拠点を増やし、東京進出しました!
CONNECTの東京オフィスは、Kvadratのショールームから徒歩30秒のところにあり、Kvadratとの交流が増えたことから、より一層Kvadratの発信に力を入れていきたいと思います。
私の祖母は縫製の仕事をしており、その影響もあり子どもの頃から布が好きでした。そんな私がCONNECTに入って初めて出会った北欧の生地ブランドが「Kvadrat」(クヴァドラ)。ヨーロッパナンバーワンのシェアを誇る「北欧の生地」を知り、今まで思っていた生地の常識との違いに驚きました。
私が感じた日本で使用される多くの生地との違いや、Kvadrat生地ならではの魅力についてご紹介していきます。
生地の比較
日本の生地の特徴
●糸や布を作った後で染色しているものが多い
●シンプルな布に刺繡やプリントを施し、分かりやすい模様の生地が多い
●家具張地は化学繊維の混合が多い
Kvadratの生地の特徴
●糸にする前の繊維の段階で染色したり、一本の糸に複数の色の繊維を使用している
●様々な織り方でデザイン性を表現している
●ほとんどの家具張地はウールを主原料としている
Kvadratは染色にこだわっています!
また、日本の多くの生地は、糸や布を作った後に染色していますが、Kvadratの生地は繊維の段階から染色したり、一本の糸に複数色の繊維を混ぜて布を作ります。コストがかかり高度な技術も必要ですが、色が深く染まり、奥行きや豊かな表情が生まれます。
▲Aram2 0191
▲Aram2 0131
例えばこのAram2というラグは、繊維の段階で一度色を付けます。繊維を紡いでできた糸を束ねて捻じり、二度目の染色をします。芯までしっかり色付けしてあるので色落ちしにくいのです。また、二度目の染色で均一な状態をつくらず、あえて捻じることでムラができ布が完成した時に奥行きが出てきます。
織り方でデザインを表現
柄と言えば、ドットや花柄など、アイキャッチ的にプリントされた布を連想する方も多いはず。
もちろん、Kvadratにも模様のある生地は沢山あります。そして、その柄の出し方がとても特徴的なのです。
▲Erie 0101
これは、Erieというカーテン生地です。
すべて同じ色の一種類の糸からできているのですが、織りの途中で糸の太さを変え、色の濃淡を出しています。
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Asami 0101
またこれは、Asamiというカーテン生地です。
Asamiは、日本の絞り染めからインスピレーションを受けて作られました。一色の糸を使用し、特殊な織り方で立体的なプリーツ(ひだ)を作り、絞り染めを表現しています。
これらのようにKvadratは一色でも織り方を工夫して模様を出している生地がたくさんあります。
張地の主原料がウール
ウールとは、羊毛を原料として作られる繊維です。
日本では一般的にセーターなどの洋服に使用されることが多いですよね。しかし、ウールは「ちくちくする」「毛玉になりやすい」「型崩れする」といったマイナスイメージも多いです。
しかし、Kvadrat生地が使用しているウールは、「滑らかな肌触りのものも多い」「毛玉になりにくい」「型崩れしにくい」といった特徴があります。
それはニュージーランドの広い草原でストレスなく育った羊からとれる最高品質のウールを使用しているから。
製品によって生後一年未満に刈り取られたニューウールや、毛足の長い原毛のみを使用した梳毛糸などを使い分けています。
まとめ
Kvadratの生地は世界で活躍するデザイナーたちが繊維の色から織り方まですべてを監修し、熟練の職人の手でこだわり抜いて作られています。どんな空間にも最適な色が見つかるように、カラーバリエーションも充実しています。
空間をより美しく、心地よいものにするために、手触りがよく、一見シンプルなのに遊び心があり、何十年も使い続けられるKvadratの生地を採用してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人
都内近郊に暮らし、一児の母をしております。昔からの布好きを活かし、心地よい暮らし作りと生地の魅力を伝えられるよう勉強中です。よろしくお願いします。