醤油をこぼしても大丈夫、汚れをはじくソファ生地⁉シンプルな暮らしのためのモノ選びⅠ
こんにちは、最近新作が出てから気になっていたクヴァドラのウール生地、Recheck(リチェック)で座布団をつくりました。
素朴なチェック柄のように見えて、近くで見ると蛍光色の糸が混ざっていたり、グラデーションのように色を組み合わせてチェックがぼやけたように見えたり、面白い生地なのです。
お気に入りの生地を取り入れたのは良いものの、1つ心配だったのが、お茶やジュースをこぼしてしまった場合の対処法。
やはり、早々に大切なクヴァドラ座布団に醤油をこぼしてしまいました。
が、なんと表面でコロコロ水滴になった醤油。すぐタオルでサッと拭き取ると、何ごともなかったかのように綺麗になってくれたのです。噂通りの扱いやすさに感心してしまいました。※しばらく放置すると染み込んでしまうので対処はお早めに。
「これがソファやラグだったら快適だなぁ。」と、ますますクヴァドラの生地が好きになった今日この頃です。
ウール生地が汚れをはじく理由
コットン素材は水汚れがじわっと染み込んでしますが、ウール素材は汚れを表面ではじいてしまいます。
その理由の一つは、【ラノリン】というウールに含まれる油分。
繊維の外側で汚れをはじき、さらに繊維内部が天然のろ過装置のような役割を果たし、悪臭の原因となるバクテリアの増殖と、それに伴うにおいの発生を抑制、無臭化してくれるのです。
ウール生地を選べば、日々のお手入れは掃除機での掃き掃除と硬く絞ったクロスでの拭き掃除のみ。ファブリックソファを毎日清潔に保つことができるんです。
デザインも魅力なKvadratのウール生地たち
CONNECTではKvadrat社のウール生地をソファやイスの張地としてズラッとご用意しております。
これを眺めるのもワクワクする作業の1つです。
「ウールって冬の素材でしょ?」「チクチクすると嫌だな‥‥‥」などなど
ウール素材っていまいちピンとこないなぁ。って方に知っていただきたい、クヴァドラウール生地のデザインの魅力を2つご紹介します。
1 ウール=冬の素材という考えが変わる!様々な触れ心地
下写真はCONNECT店頭のクヴァドラ展示の様子。
たくさんありますが、1つ1つの棚に乗った生地それぞれが、全部違う個性を持った生地たちなのです。
同じウール素材でも、織り方や糸の太さによって柔らかくなったり硬くなったり薄くなったり‥‥‥様々。(下写真)
冬の素材だとばかり思っていたウールの、軽やかな見た目に驚かされます。
下写真のような新しい家具の混ざった空間にもサラッと似合います。
2 あの有名デザイナーのデザインもあります
クヴァドラ生地のデザインの特徴の1つは、家具デザイナーやファッションデザイナーとのコラボレーションでつくられていること。
「ファブリックがインテリアに沿って立体物になる。」ということがしっかりと意識された生地ばかりなので、インテリアの中に溶け込んでくれるデザインばかりなのです。
皆川明
写真生地:Tambourine Hallingdal
まとめ
汚れをパンっとはじくので、お手入れがとても簡単なウール生地。シンプルな暮らしのために欠かせない素材なのではないでしょうか。
まずは眺めるだけでも面白いKvadratのウール生地。バリエーションやカラー一覧をWEB上にUPしたので、是非楽しんでみてください。↓
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この記事を書いた人
CONNECT
こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。