【ウェグナー名作CH30P】コンパクトなダイニングにはコレ!座り心地抜群なアームレスチェア
こんにちは、イスがあれば座り心地を試さずにはいられない、スタッフのイトウです。
CARL HANSEN & SON(カール・ハンセン&サン)の CH30P
CH30Pは1954年にハンスJウェグナーによってデザインされたアームレスチェアです。幅が広い座面に合わせて、丸くカーブを描いたフォルムが特徴的。その座り心地の良さから、ヴィンテージ市場でも根強い人気があります。(下写真)
長らく生産が中止されており、ヴィンテージでしかお目にかかれなかった幻のCH30Pですが、2019年にカール・ハンセン&サンから復刻しました。座り心地を試してみると、以前座り心地の良さに感動した、アームレスチェアCH23チェアの座り心地によく似ていたんです。
ダイニングの空間が限られていて‥‥‥
そんな方におすすめの2台のアームレスチェア
アームのないチェアの利点といえば、コンパクトな空間でもスッキリと机の下に収まってくれること。しかし、アームがない分、長時間の座り姿勢には向いてないチェアが多いです。
今回の記事では、アームがなくてコンパクトなのに座り心地の良い、ハンスJウェグナーのCH23チェアとCH30Pチェアの4つの座り心地の特徴をご紹介していきます。
(左の写真、グレーの張地は廃番商品です。張地はファブリック・レザーとお選びいただけますので、お気軽にお問合せ下さいませ。)
座り心地の良いウェグナーのアームレスチェア2台の4つの座り心地の特徴
1 食後ちょっとくつろぐのにちょうど良い、背もたれの傾き
やっぱりリラックスできる姿勢は、少し後ろに倒れた姿勢ですよね。2台は共通して、後ろに倒れた姿勢になっても背中が痛くないよう、背もたれがやや後ろに倒れた形になっています。さらに、身体を丸く包み込むような細部の形のつくりにも注目してみてください。
CH30Pの場合
▲背中に当たりがないように、後ろ脚が身体の丸みに合わせて立体的に削りだされています。こちらスタッフKの購入品です。
CH23の場合
▲CH23も背中に当たりがないよう、後ろ脚が身体の丸みに合わせて立体的に削りだされています。
CH23の方がより後ろに傾きがあるため、リラックス度が少し高めです。
2 後ろにもたれた姿勢も安心な、背もたれの高さ
背もたれが肩甲骨の下までしっかり支えてくれるのはCH23。背中をどっしりと預けれるので、安心感があります。CH30Pも最低限の高さがあるので、後ろにもたれる姿勢も背中が痛くありません。
CH30Pの場合
CH23の場合
▲女性モデル:身長162㎝
3 幅の広い背もたれが心地よい
2台とも両腕が収まるほどの幅広な背もたれ。やや低いCH30Pの背もたれはアーム代わりになってくれます。やや高いCH23の背もたれは、腕の重さもしっかりと支えてくれ、包まれているような安心感があります。
CH30Pの場合
CH23の場合
4 アームレスでも心地よい、幅の広い座面
どちらもアームのないことを考慮してか、両腕まで収まる幅の広い座面サイズになっています。腕の行き場があるだけで、長時間の座り姿勢もよりリラックスすることができますよ。
CH30の場合
CH23の場合
座面高だけでいうと、男性はCH30、女性はCH23がおすすめ
CH30の場合
座面の高さ46㎝
女性モデル:身長162㎝
つま先が付くのでOKラインですが、足が少しぶらぶらしてしまいます。ヴィンテージのCH30は座面高44cmほどでしたが、復刻にあたり、現代のデンマーク人の身長に合わせて座面高が46㎝になりました。ちなみにデンマーク人の平均身長は 男性180cm女性169.9cmです。
CH23の場合
座面の高さ44.5㎝
女性モデル:身長156㎝
カーブの一番低い部分は43cmになっており、女性でもしっかり床に脚をつけることができる、安心の高さです。
まとめ
ダイニングの空間が限られていてコンパクトなチェアを探している方へおすすめしたいチェアがCH23とCH30です。ダイニングに取り入れることで、食事の時間をより心地よく過ごしてみてはいかがでしょうか?
CH30P
CH23
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CONNECT
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