秋冬キャンプのススメ。アウトドア好きが作った“新しい形”の焚き火ストーブ『タキビーキャン』
こんにちは。食欲の秋にダイエットの決意が負けているスタッフの本宮です。
お天気のいい日、外ごはんが気持ちいい季節ですね。これから寒くなると、外に出たくないって人もいると思いますが、キャンプの醍醐味を味わうならこれからの季節なんです!キャンプの醍醐味といえば、焚き火を囲んで楽しむごはんと語らいの時間。夏に悩まされる虫もいませんし、夜には澄んだ空気に星がたくさん見えて、あ~すてき。
今回は、これからの秋冬キャンプに大活躍する、瀬戸内のアウトドア好きがアウトドア好きのために作った“新しい形”の焚き火ストーブ『タキビーキャン』をご紹介します。
焚き火台?薪ストーブ?新しい焚き火の形!
『TAKI BE CAN(タキビーキャン)』はロケットストーブをベースに開発された、新しい形の焚き火ギアです。ロケットストーブとは、煙突効果を使って燃焼効率を高め、調理したり暖が取れる、簡易な屋外用薪ストーブのような形です。電気やガスがなくても利用できるため、東日本大震災をきっかけに日本でも注目を集めました。
ロケットストーブを外に持ち運びやすく、焚き火の揺らめきを楽しめるよう改良を重ねたのが『タキビーキャン』です。この秋モデルチェンジをして、さらに使いやすくなりました。
焚き火台は、外でみんなと火を囲めるのが良いところ。だけど、煙くて料理にススが入ってしまうことも…
薪ストーブは、暖を取りながらいろんな料理ができる。だけど、キャンプ用でも持ち運びにくいものが多い…
そんなデメリットを解決し、良いとこ取りをした『タキビーキャン』について、さらに詳しく紹介していきます。
煙突効果で火が付きやすく、煙くなりにくい
タキビーキャンの最大の特徴は煙突があること。モデルチェンジしてさらに煙突が伸びました。風の影響を受けにくく、煙突の効果で火が付きやすいので、誰でも手軽に焚き火を楽しめます。
煙突効果とは、温かい空気は冷たい空気に比べて軽く、上に上がるという現象を使ったものです。外に比べて温かい炉内の空気は煙突を通ってどんどん上に上がっていき、空気を引っ張ります。そのため、空気の取り入れ口からは、うちわであおがなくても新しい空気がどんどん入り、とても燃焼効率が良いのです。
一般的な焚き火台は風が強いと火を付けにくかったり、火の粉や煙が人にかかってきたりしますが、タキビーキャンなら風が強くても大丈夫。初心者の方にこそ使ってもらいたいアイテムです。
美しい炎のゆらめきを存分に味わってもらうため、何度も試行錯誤を繰り返し、メインドアの枠は限界まで細く、耐火ガラスは透明度にこだわりました。これにより直火と遜色なく、焚き火の醍醐味であるゆらめく炎に癒されます。(上写真は旧モデルのカラーです)
キャンプにどんどん行きたくなる“持ち運べる”焚き火
「持ち運べる焚き火」をコンセプトに、足は折り畳み式になっていて、煙突は取り外して炉の中に収納できます。専用バッグ(別売)に入れると、さらに持ち運びやすくなります。
バッグから取り出し、タキビーキャンを組み立ててみました↓私ひとりで初めての組み立て作業に少し手間取りながらも、約50秒で組み立てることができました。
他の焚き火台で、もっとコンパクトに収納できるものもありますが、組み立て作業でススが付いた部分を触らないといけなかったり、軽量のものは板厚が薄くだんだん歪んできて折りたためなくなったり・・ちょっとしたストレスでだんだん使うのが面倒になったりします。そんなストレスが無いのが、アウトドア好きの製作者がこだわったところです。
料理にススが入らない。憧れのピザ、アヒージョ、あったかスープも
きっとみんな一度は憧れたことのある“ピザ窯”。タキビーキャンならどこでも手軽にピザ窯が実現します。中があたたまったタキビーキャンの中の棚に具材を載せたピザ生地を置けば、約3分で絶品窯焼きピザの出来上がり♪
天板に鍋が置けるのも、他の焚き火台にはない大きな特徴です。浅めの鍋を置いてアヒージョをしながら、中ではデザートに焼きりんごを作ったり。
深めの鍋を置けば、冬にうれしいスープや煮込み料理など、アウトドア料理の幅が一気に広がります。通常、焚き火の上に鍋を置くと、料理にススが入ったり、鍋がススで真っ黒になったり。タキビーキャンならその心配がなくお気に入りの鍋もきれいなままです。
瀬戸内発のアウトドアブランド。造船で磨いたこだわりの鉄鋼技術
タキビーキャンは香川県丸亀市にあるTHE IRON FIELD GEAR(ジ アイアン フィールド ギア)という会社が、造船や建築の分野で培った鉄鋼の技術を生かして、開発・製作しています。CONNECTのお店のご近所さんです。「鉄」と「自然の中で遊ぶこと」を愛してやまない製作者の方たちがこだわりにこだわって作っています。
煙突は二重構造になっていて、断熱効果があり、煙突効果(空気を引っ張る力)をより高めています。
ストーブの炉(箱)部分も鉄板の二重構造になっていて、外に熱を逃がしにくくなっています。正直言って、女性一人で持つには重たいのですが、これだけこだわりが詰まっているからしょうがない。タキビーキャンは細かいところまで本当にきれいに作られています。
キャンプ場で注目の的。瀬戸内カラーをモチーフに
カラーは瀬戸内の自然をイメージした4色です。ホーローでコーティングすることで、熱に強く、サビにくく、きれいなカラーを実現しました。見た目もオシャレで機能的。取り扱っているお店がまだ少ないので、キャンプ場で使うと注目の的になること間違いなしです。
まとめ
いかがでしたか? 秋冬キャンプに挑戦してみようという焚き火初心者の方、焚き火台は持っているけど使いにくくてちょっと困っているという方、タキビーキャンでこれからのアウトドアライフがさらに楽しく美味しいものになればうれしいです。CONNECTのお店に実物を展示していますので、ぜひ実際に見て触ってみてください。
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この記事を書いた人
CONNECT
こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。