【イベント報告】「北欧の家具と現代音楽」音楽とアートがある豊かな暮らし
こんにちは。スタッフの本宮です。
暖冬といっても、やっぱり冬は家のなかで過ごす時間が長くなってしまいますよね。みなさま、家のなかではどのようにお過ごしでしょうか? 冬の日照時間が短い北欧では、家のなかで心地よく過ごすため、音楽は欠かせない存在だそうです。北欧の人たちがどんな音楽を聴いているのかを知ると、どんなふうに家で過ごしているのか見えてくるような気がします。
先日CONNECTのお店で、音楽家・渡邉和三郎さんが厳選した北欧の現代音楽を紹介するイベント『北欧の家具と現代音楽 CONNECT×音楽家・渡邉和三郎』を開催しました。イベント後半には画家の山口一郎さんも登場。今回はそのイベントの様子をご報告し、北欧の現代音楽をご紹介したいと思います。
第1部:渡邉和三郎セレクト「北欧の現代音楽」をご紹介
いつもであればCONNECTはそろそろ店じまいという17時30分、イベントスタートです。夕暮れの中、たくさんのお客様が集まってくださいました。
第1部では、渡邉和三郎さんがセレクトした北欧の現代音楽を紹介・解説してくださいました。
デンマーク・フィンランド・アイスランドなどのアーティストについて、代表曲やグループメンバーのこと、曲の特徴などを解説してもらった後、曲を流します。
曲が流れると、みんな静かに耳を傾けていました。じっと集中して聴く人、目を閉じて聴く人、小さくリズムを取りながら聴く人、それぞれの聴き方で。みなさまどんなふうに感じられたのでしょうか?
渡邉和三郎さんがセレクトした曲とコメントをここで少しご紹介!
Opiate(オピエート)“Late”
ベッドルームで聞いて眠りにつくのにぴったりな、まろやかな曲。
System(システム)“stille”
レイヤーを重ねていくように徐々に展開していく曲。作業中に聞くと効率アップ!
Sigur Rós(シガーロス)“Olsen Olsen”
アイスランドの野外ライブの様子。広い大地に響くフルートの旋律、たくさんの観客とともに夕暮れを楽しむ空気もまた良い。
そのほかにも、映画“ダンサーインザダーク”で日本でも有名な「Björk(ビョーク)」、ポストクラシカルな「Nils Frahm(ニルスフラーム)」、ビートミュージックだけどやわらかい曲調の「Kiasmos(キアスモス)」などのアーティストをご紹介いただきました。
私個人的には、Sigur Rósのアイスランドの大自然に合う曲が好きだなと思いました。北欧の人はこんな音楽を聴きながら、家でゆっくり読書をしたり、お酒を飲んだりしているのかなと想像してみたり。イベントにお越しになれなかった方も、ぜひ北欧の現代音楽を聴いて、お気に入りのアーティストを見つけてみてもらえるとうれしいです。
休憩:Honjima Standの軽食タイム
ちょっと一息の休憩には、出張Honjima Standの軽食とドリンクを召しあがっていただきました。お客様が第1部を楽しまれている間に、次々と盛り付けていくHonjima Standスタッフたち。
お客様には、CONNECT店内のお好きな場所で召し上がっていただきました。家具好きなお客様も多く、音楽の話、インテリアの話など、おしゃべりも弾んでいらっしゃいました。
今回お出しした軽食メニューはこちら
・本島産本ミル貝と本島産鯛の内臓の酒盗ドレッシングサラダ
・本島産本ミル貝の燻製
・自家製焼きネギ味噌
・本島産タイラギ貝の刺身
・本島フィッシュサンド
・本島産の蛸のコンフィ
どれも本島の新鮮な食材が使われています。本ミル貝やタイラギ貝など、あまり聞き慣れない食材も。なかでも、国産の本ミル貝は大変貴重で今や高級食材の一つだそうです。本島の本ミル貝のこと、潜り漁のこと、さばき方などHonjima Standのブログで詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください↓
本ミル貝やタイラギ貝など、なかなか食べられない本島ならではの食材。東京で味わってもらえるイベントを開催予定です!詳しくはこちらをご覧ください↓
第2部:トークセッション 音楽家・渡邉和三郎×画家・山口一郎×CONNECT・高木
第2部は、渡邉和三郎さんとCONNECTオーナー高木のトークセッション。そこに、CONNECTでも人気の画家・山口一郎さんがゲストで登場し、3人でお話がスタートしました。渡邉和三郎さんと山口一郎さんの付き合いも長く、CDジャケットを山口一郎さんがデザインされていたりします。(写真左から山口一郎さん、渡邉和三郎さん、高木)
千葉県に生まれ、現在香川県在住の渡邉和三郎さん。曲作りのインスピレーションは、家の近くを朝ジョギングしたときなど、海や岩、光、風など自然の美しさを感じたときに、アートに落とし込みたいという気持ちが強く生まれるのだとか。だから、渡邉和三郎さんの音楽には瀬戸内の凪いだ海のような穏やかな空気を感じるのかなと思いました。
高校生のころは漫画家になりたかったという山口一郎さん。先日、ある人に線が美しいと言われてとてもうれしく、これから線の美しさを追及していきたいとおっしゃっていました。音楽も大好きな山口一郎さんが作品制作中にかける曲は、気が狂っていると思うようなちょっと奇抜なものに刺激を受けるそうです。
CONNECTオーナー高木がインテリアに興味を持ったのは、学生時代にLPが大好きで、家のなかでずっと音楽を聴いていたから。もっと快適に音楽を楽しむため、家具や照明の重要性を感じたそうです。今回CONNECTで音楽イベントを開けたことがとても感慨深く、今後も続けていきたいと思っています。
まとめ
いかがでしたか? 日常の中でいろいろな遊びがあることを感じてもらい、暮らしを豊かにするきっかけになってもらえればという、渡邉和三郎さんの想いから企画された今回のイベント。音楽やアート、インテリア、料理、お酒、どれも暮らしをちょっと豊かにしてくれるものばかり。私自身、家でゆっくり音楽を楽しむ暮らしって素敵だなと感じました。CONNECTはこれからも、暮らしを豊かにするお手伝いをしていければと思っています。次のイベントもお楽しみに!
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この記事を書いた人
CONNECT
こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。