【Yチェアで迷うこと】座面の高さSH43cmと45cmテーブルとのバランスが良いのはどっち?徹底比較
国内で販売しているYチェアは、座面の高さが43cmと45cmがあることをご存じでしょうか?
Yチェアをデザインしたハンス J.ウェグナー自身が小柄な体型であったことから 1949年、はじめてデザインされたYチェアの座面の高さは43cmでした。
その後、世界的に人の体型が大きくなったことや、多くの国で愛用されるようになったため Yチェアの座面高さは、45cmへ変更されました。
日本国内では、2016年2月まで日本人の小柄な体型に合わせ、国内で販売されているYチェアの座面の高さは43cmでした。しかし、2016年3月、製品サイズの世界共通化に伴い、座面高(SH)が2cm高いEU規格サイズ仕様に変更。現在では、43cmはオプション選択となっています。
座面高SH43cmはこんな方におすすめ!
まず小柄な方は、座って椅子を動かすときなど低めの方が座りやすいのではないかと思います。座面45cmでは、長時間座っていると疲れが出やすいかもしれません。
また43cmをお持ちの方で、買い足しを検討されている場合にも、座った時の感じ方が変わることがありますので、同じSH43cmを選ばれることをおすすめします。
SH43cmを、身長147cm・155cmのスタッフがそれぞれ座り比べてみました
△身長147cm スタッフ
『45cmでは、つま先が床につく程度でした。普段からどんな椅子に座っても足が床につかないことが多いため、45cmでも違和感はありませんでしたが、43cmの方が椅子を動かす動作がしやすかったです。』
△身長155cm スタッフ
『SH43cmは、足も床に付くので座り心地は楽でした。しかし自宅では、SH45cmを使用しています。使用しているテーブルが高めのものなので、座った時の高さのバランスを考えSH45cmを選びました。』椅子は、SH43cmの方が合っているなと感じたけれど、自宅ではSH45cmを使用しているスタッフ。椅子だけでなく、一緒に使うテーブルとのバランスも大切ですね。他にもSH45cmを並べて使っているため高さを合わせて見た目も揃えたかったとも教えてくれました。
SH43cmとSH45cmを並べて使ったときの見た目の違い
▲右:SH45cm 左:SH43cm
座面の高さが違うものを並べて使う際は、見た目の違いが気になるの方もいるのではないでしょうか。上の写真のように隣同士に並べると高さが違うのがよくわかります。気になる場合は、隣同士ではなくテーブルを挟んで向かい合わせで使用すると、高さの違いが目立たず使用できます。
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SHを選ぶときはテーブルの高さとのバランスを考えるのも大切
さて、椅子は自分の身長に合うものを選んでも、テーブルとの高さのバランスが悪ければ、よい座り心地とは言えないですよね。
日本製のテーブルは、高さ70cmのものが多いですが、海外製のテーブルの高さは平均72cm、中には75cmという高いものもあります。テーブルとのバランスを考えるのも、イスを選ぶ際の大切な要素と言えます。
ダイニングテーブルの高さとチェアの高さには丁度いい「差尺」があります
数あるチェアの中からお気に入りのものを見つけても、座った時にテーブルとの高さのバランスが悪ければ、使い心地が悪かったり、姿勢が崩れ疲れやすかったりします。
そんな失敗をしないためにも、テーブルとチェアを決める上で重要なポイントがあります。それが「差尺(さじゃく)」です。
差尺とは、テーブルの天板の高さとチェアの座面の高さの差のこと
差尺=天板の高さ(H)-座面の高さ(SH)で求めることができます。
一般的に、この差尺が約25~30cmあるとテーブルとチェアが適正な高さであるとされています。また、書き物やパソコン作業は、肘の角度が90度くらいに保てる高さが望ましく、疲れにくいとされています。
さて、椅子の座面高が43cmと45cmでは、テーブルの高さとのバランスにどのような差が出るのでしょうか?
身長が162cmのスタッフが、テーブルの高さ、椅子の高さの組み合わせを変えて、それぞれ座り比べてみました。カールハンセン&サンのYチェア専用シートクッション(厚み約1cm)を使った場合も参考になればと思います。
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『テーブルの高さ72cmに合わせてみる』
椅子SH43cm(差尺 29cm)
『少しテーブルが高く感じます。』
椅子SH43cm+シートクッション(差尺 28cm)
『私にはちょうど良い高さです。椅子もテーブルの高さも体に合っていて、とても楽に座っていられます。シートクッションの柔らかい座り心地も好きです。』
椅子SH45cm(差尺 27cm)
『こちらも楽に座っていられます。しかし、シートクッションがある座り心地の方が好きです。』
椅子SH45cm+シートクッション(差尺 26cm)
『シートクッションで座面が高くなるので、椅子の高さが少し気になります。』
『テーブルの高さ70cmに合わせてみる』
椅子SH43cm(差尺 27cm)
『床に足が付くのでリラックスして座れます。テーブルの高さも椅子の高さと合っている印象です。』
椅子SH43cm+シートクッション(差尺 26cm)
『テーブルで作業するには少し低いと感じるかもしれませんが、ゆったりと食事をするには良さそうです。』
椅子SH45cm(差尺 25cm)
『テーブルが少し低いと感じます。』
椅子SH45cm+シートクッション(差尺 24cm)
『私には椅子が高く、テーブルが低いので姿勢が悪くなってしまいそうです。』
まとめ
いかがでしたか?椅子の使い心地は、椅子の高さや座り心地だけでなくテーブルとのバランスも大切です。実際座り比べてみると、72cmの高さのテーブルには、SH45cmの椅子の方が高さが合いやすい。小柄な方なら、SH43cmでシートクッションを使うなどすると調節しやすいなどが分かりました。
座面の高さや深さは座り心地だけでなく「足のむくみ」や「腰痛」にも関係するとも言われています。長く使うものだから座り心地や快適さを重視し、いつまでも使い続けたくなる椅子“Yチェア”を選んでほしいと思います。その他、ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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CONNECT
こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。