北欧デザインの父『コーア・クリント』空間を引き立てる木製フレームミラー
Kaare Klint（コーア・クリント）とは
デンマークモダン家具デザインの父と呼ばれるほど、後のデザイナーに大きく影響を与えた人物です。1888年～1954年 生没。
1924年にデンマーク王立芸術アカデミー家具科の講師として教壇に立ったクリントは、44年に家具科の初代教授になり亡くなる54年まで王立芸術アカデミーで後進の育成に努めました。
王立芸術アカデミーで指導にあたりながら精力的に家具デザインも手がけ、代表作にはサファリチェアなどがあります。
△CARL HANSEN & SON （カール・ハンセン＆サン）/ KK47000 SAFARI CHAIR（サファリチェア） / アッシュ材・ホワイトオイル仕上げ / ナチュラルキャンバス
身だしなみを整えるだけじゃないインテリア小物としてミラーを飾る
インテリア小物を選ぶ時、大切にしたいのが季節感。その時々の季節が感じられるような小物選びって難しいですよね。そんな時にもミラーはぴったりです。窓の外の移り行く景色や、飾ったお花やグリーンの色が季節を感じられるとともに、今しかない瞬間を絵画のように切り取ってくれます。
CONNECTのスタジオにもいくつかミラーを設置してがありますが、照明の美しい光や観葉植物のグリーンが映り込んで、見るたびに「きれいだなー」とうっとりしてしまいます。
サイドボードの上やリビングの壁の空きスペースにプラスしてみると、朝と夜では違う表情を映し出してくれるアートのようです。
ミラーを置くメリット
広さや奥行感が出るうえ灯りの補助的な役割も
ミラーを置くメリットとしてよく言われることですが、広く見せたいところや少し灯りが欲しい場所にももちろんおすすめです。
ミラーを置くことによってお部屋の景色が映り込み、広さや奥行き感を感じられます。
洗面室や玄関や廊下など広くないスペースやうす暗い場所のミラーには、照明が映り込むと部屋の奥も明るくすることができます。光を反射し補助ライトのような役目も果たしてくれるからです。
インテリアになじむシンプルさ
一流のクラフトマンシップが表れる丁寧なつくり
四角いフレームはシンプルそのもの。しかしそこにもカール・ハンセン＆サンのクラフトマンシップが生きています。
このフレームは枠の内側まで角が丸く加工されており、工業製品だけれどクラフトマンシップに誇りを持った優れた職人の手を介し生まれてきたことが感じられます。
また、飾りのように見える角の模様は『かんざし』という技法で、額縁の角に切り込みを入れ、そこに薄い板を『かんざし』のように差し込むことで強度をあげる技法です。
細かいことですが、壁に掛けしてしまえば見えない裏側。そこにも嬉しくなるポイントがあります。まず裏側の角がぴったり合っているところ。額角金具などもなく丁寧な技術が見られます。
またトンボと呼ばれる部品は、ヴィンテージなどにもよく見られる真鍮製で経年変化が楽しめます。
そんな真鍮製のトンボには、マイナスネジが使われておりクラシカルな雰囲気です。マイナスネジの歴史はとても古く、プラスネジよりもずっと前に発明されています。最近ではめっきり少なくなったマイナスネジですが、北欧のヴィンテージ家具にはよく見られ、こんなところもコーア・クリントの1948年のデザインということを感じられるような気がします。
オーク材とチーク材の風合いの違い
【オーク材】
オーク材は、表面に虎斑（とらふ）とよばれる独特の模様があることが大きな特徴です。重厚感があり高い耐久性を誇るため、建材や家具など幅広い用途に活用され人気のある木材です。経年変化を楽しめるうえ、ナチュラルな色合いのため様々な色や、雰囲気に合わせやすいのも良さのひとつです。
△KAARE KLINT mirror ミラー / オーク材・ラッカー仕上げ / mirror ミラー / （小）40×30cm
△KAARE KLINT mirror ミラー / オーク材・ラッカー仕上げ / mirror ミラー /（大） 60×40cm
【チーク材】
チーク材は美しく機能性にも優れた木材であることから人気が高く時間とともに深い赤茶色に変化していき、高級感と重厚感を増していくの見た目の美しさは、世界三大銘木と謳われるほどです。チーク材には木製の油分が含まれているので、水に強く、耐久性に優れ、腐りにくい特徴があります。海水でも腐りにくく、虫にも強い特長を活かし、かつては船の甲板や内装材に多く使われてきた木材であり、濃淡のコントラストがはっきりと現れつつも落ち着いた安心感のある美しさと艶を見せる木材です。
△KAARE KLINT mirror ミラー / チーク材・ラッカー仕上げ / mirror ミラー / （小）40×30cm
△KAARE KLINT mirror ミラー / チーク材・ラッカー仕上げ / mirror ミラー / （大）60×40cm
特にチーク材は色や木目の濃淡に個体差が見られます
上の画像はどちらもチーク材です。濃淡のコントラストがはっきりと現れる美しい木目と艶がチーク材の特徴であり、ひとつひとつ違った表情を見せてくれます。色も黄みが強いもの、赤みが強いものなど様々でお選びいただくことはできません。
お手入れ方法
ラッカー仕上げは、薄い塗膜でほんのりとした艶があります。清掃性に長けており、壁に掛けていて少しほこりがついてしまっても表面がつるつるしていてふき取りやすいのもメリットです。
【CONNECTオリジナル】
壁掛け取り付け用パーツをプレゼント！
届いてすぐに壁掛けもできるように、取付用パーツをご用意しました。商品と一緒に同梱してお送りいたします。壁の材質によって取付方法が異なりますので、下記をご確認のうえ取り付けてください。
石膏ボード壁用パーツ取付方法
①紐に留め具を通します。
②留め具を通したら片結びをし、留め具が結び目から抜けないように固定させます。
③片結びをしたあたりで紐を切ります。紐の反対側も②③と同様にします。
※紐の長さは写真⑤を参考にしてください。
④留め具を付けた紐を両端の穴に差し込みます。
⑤フックを下地のない壁に打ち付け、Jフックを固定させます。
下地のある壁にJフックは、取付不可のため、下地がある壁用ネジをご利用ください。
まとめ
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この記事を書いた人
CONNECT
こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT（コネクト）」です。北欧のブランド（ルイスポールセン・フリッツハンセンなど）を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。
