【薪ストーブ検討中のお客様必見】よくご相談いただくお悩みにお答えします!Vol.2
こんにちは。薪ストーブ担当の久保です。
前回のVol.1では薪ストーブの暖かさや、火の扱い、煙のお悩みにお答えしました。
今回は薪ストーブ購入後のお悩みについてご紹介します。購入後に「こんなはずじゃなかったのに…」と後悔しないためにも、今のうちにお悩みを解決しましょう!
1.お手入れは大変?
薪ストーブを長く、安全に使うためには毎日のお手入れが欠かせません。主なお手入れは、ガラスを含む「ドア回りの掃除」と「炉内の灰の始末」です。
<ドア回りの掃除>
ドアの密閉性を保つために灰や燃えカスを取り除きます。
また、ガラスは掃除をせずにいると灰がガラスに付着し、曇ってしまうので、水で濡らした布で拭くと良いでしょう。
▼ガラスに付着した汚れ
毎日煤(すす)で黒くなる場合は不完全燃焼の可能性もあるので、燃焼状態の確認が必要です。炉内の灰を少し残した方がよいモデルと、きれいに取り除いてから点火した方がよいモデルがあるので、それぞれに合った掃除を行いましょう。
※掃除は必ず火が消えて薪ストーブが冷めてから行ってください。
<炉内の灰の始末>
薪ストーブのシーズンが終わったら、「本体の点検」や「煙突掃除」といったフルメンテナンスが必要となってきます。
本体の点検
薪ストーブの本体の傷みをチェックして必要な部分の補修・交換をします。
▼本体の点検中
また煙突掃除では、薪ストーブ専用の掃除ブラシを煙突の上から差し込んで付着している煤(すす)を落とします。自分でしようとすると、屋根に上っての作業になるのでなかなか大変です。日常の使い方やお手入れが合っているのかチェックしてもらう機会として、年に一度薪ストーブ専門の業者にお願いするとよいでしょう。※CONNECTでご購入いただいた方は、本体、煙突メンテナンス等いたします。(料金発生します。)
▼煙突メンテナンス作業風景
冬の間、休む間もなく働いてくれる薪ストーブ。”お疲れさま”の意味を込めて、しっかりと汚れを取り除き、不具合のあるところは修理をして、次のシーズンに備えておきたいですね。
▼より詳しく触れている記事もございます。ぜひご覧ください。
2.薪はどこで調達できる?
薪は「自分で作る方法」と「専門店・ホームセンター等で購入する方法」があります。
<自分で作る方法>
伐採した木を入手し原木を切って薪を作り、半年~1年ほど乾燥させます。
▼薪割り作業風景
樹種は、使用するときに乾燥していれば、広葉樹でも針葉樹でも問題はありません。「薪は広葉樹」という情報もありますが多くは誤解であり、どちらも質量あたりの熱量は同じです。特に針葉樹には火が付きやすく温度が上がりやすいなどのメリットもあるため樹種を気にせず手軽に手に入るものを使用すればよいでしょう。
<専門店・ホームセンター等で薪を購入する>
一方、薪を買う場合は、薪ストーブを買ったお店で購入することをおすすめします。なぜなら、不完全燃焼を起こさないように、各薪ストーブに合ったサイズ、乾燥度の高い薪を用意してくれるからです。入手するにはコストがかかりますが、薪を購入してすぐに使用できるためとても便利です。また、しっかり乾燥しているので安心して使うことができます。
▼CONNECTで薪ストーブをご購入いただいた方のみ薪を販売しています。1kg=¥60(税抜)
薪の調達で大切なのは「無理をしないこと」です。薪ストーブライフを無理なく送れるコツとしては余裕があれば作る、なければ買うという考えを持つことです。ただし、いずれの場合も準備はお早めに。冬になってから慌てないように、オフシーズンに準備をしておきましょう。
3.ランニングコストは高い?
薪ストーブの燃料となる薪。気になるのはランニングコストではないでしょうか。薪は電気や石油のようになじみのあるものではないので、どうしても不安になってしまいますよね。
そこで実際に薪ストーブを自宅に導入しているCONNECTスタッフの薪のランニングコスト等を紹介します。
▼CONNECTスタッフ自邸 ※薪ストーブ:廃盤商品HWAM3320
使用時間: (午前)8時~11時(午後)17時~22時
1年間の薪の使用量: 約1.5トン
使用シーズン: 11月~3月旬
CONNECTで販売している薪は1kg=¥60(税抜)なので、1.5トンの薪を使用すると、ひと月に¥18,000(税抜)、年間で計算すると¥90,000(税抜)かかっているということになりますね。
薪を無料で調達できれば、もちろんランニングコストは0円になります。薪を作るためのチェーンソーや斧といった薪割り道具を揃えても長い目でみると元をとることはできるでしょう。労力も必要になってきますが、薪は「自分で作れる最も簡単なエネルギー」です。そう考えると大変さも楽しみに変わるのではないでしょうか。
ただ、すべてを無料の薪でまかなうのは簡単なことではありません。薪作りと購入を上手に組み合わせて、無理なくコストダウンしたいですね。
▼薪の使用量について詳しく書いている記事になります。ご覧ください。
まとめ
今回は、薪ストーブ購入後のお悩みについてご紹介しました。
日々のお手入れや、定期メンテナンス、薪の調達など…やらないといけない事がたくさんありますが、薪ストーブのために時間を作るのも贅沢な時間の一つではないでしょうか。皆さまの薪ストーブに対するお悩みが解決できていれば幸いです。
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[CONNECT HOUSE Planning Studio] 〒761-2407 香川県丸亀市綾歌町富熊428-1
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[電話受付時間] 平日 10:00~17:00
[施工エリア]香川県・徳島県・高知県・岡山県
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この記事を書いた人
kubo
こんにちは。薪ストーブ担当の久保です。週二回の薪割りで健康維持しています。 北欧の文化、空間を薪ストーブを通してお伝えできたらと思います。どうぞよろしくお願いします。