椅子を洗おう!CH24(Yチェア)オイルメンテナンス編
ソープ仕上げのメンテナンスに続き、オイル仕上げのメンテナンス方法もご紹介します。
オイル仕上げのCH24(Yチェア)は、木部が深い飴色になる経年変化を楽しみたい方におすすめです。
オイルメンテナンスをする時期の目安
ツヤが無くなってきたり、汚れが目立ってきたころがメンテナンスをする時期の目安です。
オイルは、家具の表面を、汚れやかさつきから守ってくれるため、定期的にメンテナンスすることで、美しく長く使い続けることができます。
【オイルメンテナンスの動画はこちら】
【用意するもの】
・ソープキット(無添加石鹸のフレーク、スポンジ、ウエス(布)、養生シート)はこちら
※石鹸は、着色料が含まれていない石鹸成分98%以上の純石鹸でも代用可
・お湯
・水
・家具用オイルは、こちら
【オイルメンテナンス手順】
①ソープメンテナンスの手順で泡を作り、椅子を洗います。
(ソープメンテナンスの方法はこちら)
②しっかりと乾かしたら、オイルを塗ります。
③オイルを塗布したら、表面に残ったオイルをウエスでふき取ります。
【オイルを塗布するときの注意点】
上の写真のように、ペーパーコードにオイルが染み込んでしまうと、シミの原因になります。
ペーパーコードにオイルが付かないよう、ビニールシートなどで養生してからオイルを塗布することをおすすめします。
Yチェアのソープメンテナンスについて
・ソープメンテナンス動画はこちら
・ソープメンテナンスの方法のブログはこちら
<オイル仕上げ・ソープ仕上げ共通の特徴>
・木の自然な風合いを楽しめる
ソープ仕上げとオイル仕上げは、どちらも木材本来の質感を活かす仕上げ方です。オイルやソープ(石鹸)を塗り込むことで、木材本来の自然な風合いを残しながら、汚れや水分から木材を守ります。
DIYが一般的な北欧ではポピュラーな仕上げ方で、日本でも無垢や一枚板のテーブルなどに使われることがあります。「自然の風合いを大事にしたい」「自分でお手入れしながら長く使っていきたい」という方にはおすすめの仕上げ方です。
・経年変化を楽しめる
ソープ仕上げ、オイル仕上げの家具は、使っていくうちに味わいのある雰囲気に変化していきます。いわゆる「経年変化」と言われるもので、きちんとお手入れすることで色味が変化したりツヤが出てきたりします。
つまり、ソープ仕上げ、オイル仕上げの家具には、経年変化で家具を「育てる」楽しみがあるのです。これは新品の家具や、ウレタン塗装などには無いものです。
・化学薬品を使わない
ソープ仕上げとオイル仕上げでは、工業的に使われるような化学薬品は使いません。ソープ仕上げでは普通の石鹸、オイル仕上げでは乾性油(亜麻仁油・クルミ油など)や天然ワックス、家具用専用オイルなど、天然由来の安全なものを使います。
だから、子供のいる家庭でも安心して使えますし、メンテナンスも安全に行えます。
まとめ
いかがでしたか?椅子を、自分でメンテナンスできる事に驚かれる方も多いと思います。初めてのお手入れは、不安になるかもしれませんが、無添加の石鹸泡で優しくなで洗いをする、しっかり乾かしてからオイルを塗る、オイルをきちんと拭き取る、などのポイントを押さえていれば、意外と楽しく簡単にお手入れしていただけることでしょう。お手入れをして、きれいになると愛着もわいてきます。お気に入りを大切に長く使う体験ができるので、お子様と一緒にお手入れしてみるのもオススメです。皆さんも挑戦してみては、いかがでしょうか。
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CONNECT
こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。