セブンチェアだけじゃない!アルネ・ヤコブセンの名作チェアをご紹介します

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北欧家具を販売しているCONNECTでは、座り心地が良く、長く使うことができる椅子を多数取り扱っています。

中でもFRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)のセブンチェアは、見た目の美しさと座り心地の良さから、北欧家具を代表する名作チェアと呼ばれています。

今回は、改めてセブンチェアの魅力、セブンチェアだけではなく用途や好みに合わせて選んでいただけるおすすめのアルネ・ヤコブセンの名作チェアをご紹介します。

 

 

 

そもそもデザイナーのアルネ・ヤコブセンってどんな人?

デザイナーのアルネ・ヤコブセンは、20世紀の半世紀以上もの間デンマークのデザインシーンを形作り、スカンジナビアから波及して世界中の建築家やデザイナーに影響を与えました。

また彼は、デンマーク国立銀行のような複雑な建物からカトラリーセットのティースプーンといった細やかなアイテムに至るまで、様々なプロジェクトを指揮していました。

フリッツ・ハンセンは「先見の感性」をもつヤコブセンの数多くの名作を生み出してます。

 

 

 

◎バランスの取れた名作「セブンチェア」の特徴

 

セブンチェアは世界で一番売れているスタッキングチェアとして知られ、日本でも公共施設や飲食店で見かけることが多い名作チェアです。
シンプルで美しい曲線で作られており、機能性も優れていることから「セブンチェアを超える椅子はいまだに存在しない」といわれています。
まずセブンチェアの特徴や魅力について解説していきます。
 

●セブンチェアの魅力①

「座り心地」

 
インテリア雑誌に取り上げられることも多いセブンチェアですが、「見たことはあるけど、座ったことはない」という方が意外にも多いです。実際に、お客さまに座った感想を聞くと「木の椅子なのに、堅さを感じにくく座り心地がいい。背もたれが当たっても痛くない。」というお声をいただきます。
 
▼シェルが立体構造
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座面や背もたれが、ゆるやかにカーブしており、体のラインにフィットするようにデザインされています。
このカーブのおかげで、おしりや背中をすっぽりと包みこんでくれるような座り心地です。
 
▼程よいしなり
 
木とは思えない背もたれの「しなり具合」が、背もたれにもたれかかったときに、ぐうっと背もたれがしなるように作られているため、楽な姿勢で座ることができ、長時間座っても疲れにくくなっています。
 
▼アームがなくても、肘が掛けられる
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リラックスして長時間座るためには、ひじ掛けがあるイスのほうがいいのかなとお考えの方もいらっしゃるかと思います。実はセブンチェアには「ひじ掛け」になってくれるところがあります。それは少し張り出した、背もたれの部分。少しナナメに座ってひじをかけたり、横に向いて座ったり。どんな座り方をしても、リラックスして心地よく座ることができます。

 

セブンチェアの魅力②

「扱いやすさ」

 
▼女性が片手で持ち上げられる軽い椅子
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女性が片手で持ち上げられるほど軽いため、椅子を引いても軽く、扱いがとても楽です。力のない小さいお子様やお年寄りにとって、重い椅子だと立ったり座ったりするたびに椅子を持ち上げるのは、大変ですが、セブンチェアなら大丈夫!

 
▼最大12脚までスタッキングできる
スタッキング
 
最大12脚までのスタッキング(積み重ね)ができるため、収納に場所を取りません。
使わないときはお部屋のコーナーに重ねて置いておけば、場所も取らず雰囲気も損ないませんし、掃除のときも便利です。
 
▼お手入れ簡単!掃除がしやすい
汚れ
 
脚元がすっきりしているため、掃除機のヘッドが引っかからないのず、お掃除がしやすいです。
座面がフラットなため、食べこぼしなどで汚れてしまってもサッとひと拭きで汚れを取ることができます。
 

セブンチェアの魅力③

「素材やカラー、脚の仕様のバリエーションが豊富!」

 
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セブン02
 
セブンチェアには「カラードアッシュ」「ラッカー」「ナチュラルウッド」の3種類のシェル(背面から座面)があります。また木の冷たさが苦手な人のために、内部にウレタンが入っていてさらにかけ心地のいいタイプもあります。
 
 
 
そんなアルネ・ヤコブセンの名作チェアにはセブンチェア以外にもたくさんあることを知っていますか?
セブンチェアと合わせて違うチェアを合わせてみたいという方や定番のセブンチェア以外も気になると思っている方に
おすすめのチェアをご紹介します。
 
 
 

アルネ・ヤコブセンの名作チェア

アリンコチェア

▲アリンコチェア

1952年に食堂のためにデザインされた「アント」。背もたれから座面まで1枚の成形合板の椅子として世界で初めて量産化されました。背もたれと座面を特殊な技術で加工するため、曲げた時にヒビが入ってしまうことがあり、その部分を調整していった結果、蟻のような形になったことから、「アント=アリンコチェア」という名前がつけられました。

●アリンコチェアの特徴

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セブンチェアと同じく程よいしなりと軽やかなフォルムからダイニングから一脚使いまで幅広く使えます。セブンチェアと比べると少し座面が小さいことから、コンパクトにダイニングをまとめたい方や、立ったり座ったりが多い方へおすすめの一脚になっています。

 

 

 

グランプリ

▲グランプリチェア

1957年にデザインされ、国際博覧会「ミラノ・トリエンナーレ」で、最高賞を獲得したことから「グランプリチェア」と命名されました。

●グランプリチェアの特徴

グランプリ

アルネ・ヤコブセンのチェアの中で唯一木脚が選べます!ダイニングシーンにはやっぱり木のあたたかみを取り入れたい、という方におすすめです。

リリー

▲リリー

リリーは1970年にデザインされ、背後から見たシルエットが花びらをイメージさせることから、百合を意味する「リリー」と呼ばれています。有機的な曲線を描くこの美しいチェアは、デザイナーアルネ・ヤコブセンの最後の傑作と言われています。

●リリーの特徴

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(左から:セブンチェア、リリー、アリンコチェア)
 
アリンコチェア・セブンチェアよりさらに進化した立体的な曲面。
座面も背もたれの曲面もリリーは最大限まで丸みがある成形合板に仕上げました。
そのため、デザインされた当時の技術では安定して製品化することが難しく、数年しか製造されませんでした。現在のフリッツ・ハンセンの高い技術を駆使し、アルネ・ヤコブセンが理想とした最後のチェアがこの「リリー」です。
 
 
 

■こんな場所・こんな方には、〇〇チェアがおすすめ!

◎玄関や階段など一脚飾る用に置くならアント

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▲アリンコチェア
 

アイコニックな見た目と軽やかなデザインが目を引きます。

 

◎ダイニングをコンパクトにまとめたい方にはアント

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▲アリンコチェア
 

セブンチェアよりコンパクトなアリンコチェアは、丸テーブルと組み合わせてもコンパクトなダイニングシーンになります。

 

◎書斎やダイニングで使うワークチェアをお探しの方にはリリー

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▲リリー
 

アルネ・ヤコブセンの名作チェアの中で一番座面が広く、立体的なフォルムで体を包みこんでくれます。

フルパディングの仕様にすると最上級のかけ心地になり、長時間座っても疲れない贅沢な時間を過ごせます。

 

◎自分好みのチェアが欲しい方はセブン

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▲セブンチェア
 
アルネ・ヤコブセンの名作チェアの中で、一番色も仕様も種類が豊富な「セブンチェア」。
カラードアッシュのシェルは16色、脚は7色から選択可能です。自分好みのお気に入りの一脚に出会えるはず!
 
 
◎他の人とは違う個性的なデザインがお好みの方はグランプリ
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▲グランプリチェア
 
曲線のデザインが多い中、背もたれのY字型のフォルムが印象的な「グランプリチェア」。
脚の部分も単なる木脚というわけではなく、より繊細な脚に見せるために、断面が三角形に近い形状になるように考え抜かれています。
 
 
 

まとめ

セブンチェアは知っているけど、他のチェアは知らなかった方も多かったのではないでしょうか。
アルネ・ヤコブセンは、家具単体ではなく空間全体をイメージしながら、名作を生み出し続けきました。
彼のデザインは曲線を活かした柔らかいフォルムが特徴的で、機能性が優れていることから、現在も時代を超えて多くの人から愛されつづけています。
今回のブログが、長く愛用したい椅子選びのヒントになれば嬉しいです。
 

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takahashi_tomomi

出産・育児を経て久しぶりに社会復帰しました。毎日素敵なインテリアに囲まれて仕事をしています。自分の経験を活かしてお客様のお役に立てる情報発信に努めていきたいと思っております。

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