【インテリア照明の基礎知識】Vol.1 ペンダントライトの基本パーツと取り付けについて
日頃からインテリアの中でも照明に関するお問い合わせをたくさんいただきます。取り付け方やコードの長さ、種類、明るさに関してなどなど。そんなお客様のお役に立てればとYouTubeでもご紹介している照明の基礎知識を分かりやすくブログにまとめてみました。
インテリア空間を作る上で、照明は最も重要な要素の一つです。しかし、専門用語が多く、明るさやサイズ選びが難しいですよね。照明器具の中でも特にペンダントライトの取り付けに抵抗を感じている方が多いのではないでしょうか。そこで第一回目は、ペンダントライトの基本パーツと取り付け方法についてご紹介します。必要な知識を身につけ、適切な照明を選択しましょう。
ペンダントライトの取付方は3種類あります。
①引っ掛けシーリング
天井に図の配線器具がついている場合、引っ掛けシーリングプラグのペンダントライトを電気工事なしで、簡単に取り付け・取り外しができます。CONNECTで取り扱っている北欧照明ブラントはこのタイプが多いです。
丸型フル引っ掛けシーリングに引っ掛けシーリングプラグを取り付けた状態。
②ダクトプラグ
ダクトレールに取り付けるためには2つの方法があります。
①コードをダクトプラグ仕様に変更する
②引っ掛けシーリングボディを付ける
お引越しや模様替えで、ダクトレールにも引っ掛けシーリングにも取り付ける可能性がある場合は②の方法がおすすめです。
③プラグがない直結タイプ
天井の裏で直接電気のコードを繋ぐタイプです。こちらの直結タイプは、電気工事が必要となります。※取付工事は必ず工事店・電気店(有資格者)に依頼してください。一般の方の電気工事は法律で禁止されています。
2.特殊な取付について
①傾斜天井への取付
一般的な天井はフラットですが、中には傾斜天井と呼ばれる斜めの天井もあります。傾斜天井に直接ペンダントライトを取り付けることはできない場合が多く、特殊な方法が必要となり、その方法は主に2つあります。
1. 建築工事でフラットな面を作る
建築工事で傾斜天井の一部をフラットな面にし、そこに引っ掛けシーリングを取り付けます。
2. コードハンガーを使う
コードハンガーはフック状のパーツで天井にビスで取り付け、ペンダントライトを吊り下げるためのものです。この取付方法は「ジャンピング」とも呼ばれています。
参照画像:コイズミ照明株式会社
コードハンガーを使う際の注意点
- フックは下地のある部分に取り付ける。(石膏ボードにビスをさしても抜けやすい。)
- 下地の位置に合わせる必要があるので、取り付けたい場所に取り付けられない場合もある(ダイニング照明の場合テーブルの位置をずらす必要がある。 )
- コードハンガーの耐荷重以内の照明器具を取り付ける。
②フラットシーリングカバーを用いた取付
フラットシーリングカバーは、一番天井面の取付部分をすっきりと見せることができます。
フラットシーリングカバーのメリット
- 取り付け面がすっきりする。
- 中間コードハンガーを使用せずに取り付け可能なので、天井からコードが一本降りてきたように見える。
- 傾斜天井(45度まで)にも取り付けられる。
フラットシーリングカバーを取り付ける場合の注意点
- 建築側との事前打ち合わせが必要。
- 電気工事の手間がかかる。
- ペンダントを違うものに変えたい場合、取り外しを施工業者に依頼する必要がある。
フラットリーリングカバーについての詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。
→ご新築前に知らないと損!ひと工夫で北欧ペンダントライトがスッキリ
まとめ
ペンダントライトを購入する前に、取り付け方法や必要なパーツを知っておくと安心です。傾斜天井への照明器具の取り付けは、正しい方法を選択することで美しい仕上がりを実現できます。建築側との打ち合わせを重視し、適切な方法を選択することが重要です。
CONNECTのYouTubeチャンネルでも解説していますので、ぜひご覧ください。
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この記事を書いた人
iwakura
カフェめぐりと愛犬に癒される四姉妹の母です。北欧のHYGGEな暮らしを広められたらと思っています。