【レポートブログ】自分だけの特等席~HIROSHIMAチェア~

   

見た瞬間、触りたくなる椅子

先日CONNECTさんから大きな箱が届き、早速主人に手伝ってもらいながら、箱から出してみました。カバーを外し、初めて実物を見るHIROSHIMAチェアの印象は、なんて優しくて柔らかい雰囲気の椅子!思わず触ってみたくなります。
背もたれから続く丸み帯びたフォルム、ビーチ材の優しい木の色、自然な光沢感。赤ちゃんのほっぺをつい触ってしまうように、気づくと椅子全体の感触を自分の手で確かめていました。スベスベした触り心地は想像以上、なめらかな曲線を直に感じて心が安らぎます。座面の張地は優しい雰囲気の中にも大人っぽさと落ち着きを与えてくれるミナ ペルホネンの生地。真鍮色のタンバリン柄の刺繍も一つ一つが立体的。時間帯によって見え方が変わりそうで楽しみです。

 

 

 

色々なシーンで使ってみました!

 

 ~ダイニングにて~

木の椅子なのに不思議と背中に全く硬さを感じません。左右に湾曲している背もたれがしっくり背中に馴染み、チェアに身体をあずけてしまいます。よく見ると座面の角度も床と平行ではなく、背もたれ側に少し下がっており、自然と深く腰掛けてしまいます。一度座ると落ち着き、根が生えたかのようになってしまう椅子。時間を忘れ、いつもよりゆったり食事を楽しんでいる自分に気がつきました。

 

ワークスペースにて~

リモートワークが多いので、ワークスペースで使ってみることに。普段は座るとすぐに足を組みがちな私が、なぜかHIROSHIMAチェアに座ると足を組まずにいられることに驚きます。背もたれの傾斜に背中がフィットするので、腰が安定し、自分の体重が分散されていくような心地よさ。座面のクッションも硬すぎず柔らかすぎず、自然な姿勢でリラックスして仕事に集中できました。仕事となると3~4時間座りっぱなしのこともあり、普段はお尻が痛くなりますが、HIROSHIMAチェアでは気になりません。ワークチェアとしても秀逸な使い心地に、Apple本社のApple parkでHIROSHIMAチェアが採用されていることにも納得です。

 

カウンターにて~

我が家の2階の廊下にはカウンターがあり、ここで中学生の娘が宿題をすることも。そこでこのカウンターで娘にも座ってもらい、学校での出来事など色々話を聞いていると、無意識にアームの部分を終始スリスリ触る娘の仕草に気づき、思わずにやけてしまいました。やはり人は触り心地が良いと、自然とそこに手がいくのですね!

 

私の大好きな中庭を独り占めして~



 

私がHIROSHIMAチェアに座り一番心に残ったひとときは、お気に入りのスペースで寛ぐ時間でした。写真に写っているのは中庭に面した階段下のスペース。中庭にはシンボルツリーのヒメシャラがあり、冬は繊細な枝ぶりが幻想的な雰囲気を、春には新芽が芽吹きフレッシュな空気感に、そして秋には葉が色づきやがて散る様子が儚い、家の中に四季をもたらしてくれる大好きな空間です。そんな中庭を独り占めするような感じでHIROSHIMAチェアを置き、静かな家で一人コーヒーを飲むと、なんとも優雅なひと時に。これにオットマンがあったら1日中座っていたい!階段下のスペースにHIROSHIMAチェアを置くだけで、また新しい景色に出会えました。
私はこの写真に写る角度から見たHIROSHIMAチェアが好きです。全体の丸み帯びたフォルムの中でも前脚や後ろ脚の直線が効いていて、曲線と直線の優れたバランスがこの椅子をいつも眺めていたいという気持ちにさせてくれます。

 

 

 

HIROSHIMAチェアが生まれた背景

このような素敵な椅子がどのようにして出来たか気になり、少し調べてみました。
HIROSHIMAチェアは約100年前に広島で創業した国内老舗家具メーカー「マルニ木工」さんの確かな技術力と、世界的なプロダクトデザイナーである深澤直人*さんのデザインによって生み出された椅子です。
深澤さんはデンマークを代表する家具デザイナー、ハンスJ.ウェグナーの”The chair”にインスピレーションをもらい、マルニ木工と“世界の定番”を一緒に作るべくHIROSHIMAチェアをデザイン。“HIROSHIMA”が、単に工芸的な椅子ではなく、彫刻的な椅子として認められたことで、2018年にはイサム・ノグチ賞を受賞されています。また、2023年広島で開催されたG7広島サミットにおいては各国首脳が座るチェアとしても採用され、深澤さんご自身が”生涯の名作”と語られるように、自他ともに認められた名作です。

 

 

 

ミナペルホネンの張地について

今回ご紹介したのは、HIROSHIMAアームチェアの中でもファッションブランド、ミナ ペルホネンの代表的なタンバリン柄の生地dopを張地にしたもの。無垢の優しい木に彩を添えるこの張地は、HIROSHIMAの美しさと座り心地をさらにアップさせています。サラッとした触り心地はオールシーズン快適な座り心地を実現してくれます。またファブリックの座面はご自宅で取り外し、ドライクリーニング可能なカバーリング仕様。メンテナンス性が高く、長く使う上でも安心です。Dopは約20種類と色も豊富なので、お部屋の雰囲気や季節に合わせて変えるのも素敵ですね。
ダイニングチェアとしてはもちろん、ワークチェア、ラウンジチェアなど、どんなシーン・場所でも上質な空間と座り心地を提供してくれるHIROSHIMAチェア。これからもお気に入りスペースにHIROSHIMAチェアをおいて、自分時間を楽しみたいと思います。

 

 

 

*深澤直人 (参照:About – Naoto Fukasawa Design

深澤 直人は、1956年山梨県出身。1980年、多摩美術大学プロダクトデザイン学科を卒業し、同年セイコーエプソン入社しました。1989年に渡米し、ID Two (現 IDEO サンフランシスコ)に入社。シリコンバレーの産業を中心としたデザインの仕事に7年間従事した後、1996年帰国。IDEO東京オフィスを立ち上げ、支社長として日本のデザインコンサルタントのベースをつくります。2003年、NAOTO FUKASAWA DESIGNを設立し、デザインの領域は幅広く、電子精密機器から家具・インテリアに至るまで手がけています。活動も日本民藝館館長、多摩美術大学統合デザイン学科教授、21_21 Design Sightのディレクター、良品計画のデザインアドバイザリーボード、 マルニ木工のアートディレクターなど多岐に渡ります。

 

 

 

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この記事を書いた人

岩本まどか

岩本まどか

CONNECTと一緒に情報発信をしています。 娘も中学生になり、自分の時間や夫婦の時間が増えました。何気ない日常を満たしてくれる素敵なお家にしたいと、理想の空間づくりを追求しています。

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