世界最高峰のラウンジチェア体感イベント&受注会 in 北欧の暮らし展
1/23(木)~2/3(月)まで岡山天満屋で開催する「北欧の暮らし展」にて、ハンス J.ウェグナーとPP Møbler(PPモブラ―)が産んだデザイン史に残る名作「PP19ベアチェア」をご体感いただけるイベントを開催します。
ベアチェア4脚がさまざまな仕様で揃い、並ぶ姿は圧巻。製作過程を垣間見ることができる「ハーフベア」(写真中央)の展示もございます。また、この期間でしか注文できない特別な樹種を選ぶこともできるスペシャルイベントです!
「ベアチェアって初めて聞いたけど、どんな椅子?」「知ってはいたけど、実際座り心地はどうなんだろう?」「ずっと憧れていたけど、なかなか購入するタイミングが…」etc…
どんな方でも大歓迎です!
「 ベアチェアを体感しに!」そして「 オリジナルのベアチェアをオーダーしに!」ぜひ足を運んでいただけると幸いです。
1.北欧の暮らし展について
天満屋百貨店の100周年を記念した今回のイベント。
昨年の第一回を超えるボリュームと品揃えで、まるで本当に北欧を訪れたかのような空間をご体感いただけます。
今回は『親子三世代で楽しむ北欧展』をテーマに、憧れの名作家具から、可愛い雑貨、親子で楽しめるワークショップなど、北欧を存分に楽しめるコンテンツが揃っています。
北欧家具やインテリアが好きな方には、まさに夢のような内容です!
期間:2025年1月23日(木) →2月3日(月)
10時~18時30分、最終日のみ18時閉場
会場:岡山天満屋 6階 葦川会館
※詳しくは、イベント特設ページをご覧ください。
2.完全オーダーメイド!PP19ベアチェア
PP19ベアチェアとは?
PP19ベアチェアは、デンマークの椅子の巨匠ハンス J.ウェグナーがデザイン、世界最高峰の家具工房 PP Møbler社が製作している、北欧モダンを象徴する究極のラウンジチェアです。
ある記者が「後ろから熊に抱きしめられてるような座り心地だ」と表現したことから、「テディベアチェア」「パパベア」など様々な愛称で呼ばれ親しまれてきました。
座ると誰しも「はぁ〜」と至福の声を漏らしてしまうほどの座り心地の良さ。
「PP Møblerの家具を買うこと」=「木を買うこと」と言っても過言ではないほど、木材の品質には並々ならぬこだわりがあるPP Møbler。
森まで行き、木の状態を確認した上で根から引き抜いて仕入れ、製材まで関与する徹底ぶりです。非常に耐久性が高く頑強な木材であることはもちろん、脚部やネイル部分の木目の美しさもご堪能いただけます。
また、張地の内側の中材には麻・馬毛・ヤシの繊維・コットン等の天然繊維を用いています。
天然素材を用いることで、摩耗するのではなく、”馴染む椅子”として座る人の身体に寄り添うように変化してゆきます。
ベアチェアについて、詳しくはこちらのブログでご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。→PP Møbler 究極の一脚 PP19 パパベア
\こちらのブログもご覧ください!/
PP Møbler(PPモブラー) 世界最高峰の木工家具職人
生涯500脚以上の椅子をデザインした「椅子の巨匠」・ハンス J. ウェグナー
完全オーダーメイド
ベアチェアは、張り地の種類、脚と爪の樹種や仕上げなど、多種多様なバリエーションからお好みのものをセレクトしていただけます。
▲PP19 Bear Chair How to order(PDF)
〈 オーダー特典 〉
今回の天満屋でのイベント開催期間中にオーダーしていただいた方限定の嬉しい特典がございます。
① ウェンジ材(※)のネイルをオーダー可能
※アフリカ原産の高級木材。淡い黄褐色の地に黒褐色の縞があり、全体的に黒っぽい色味です。
② kjullerup(ケアロップ)クッションをプレゼント
仕様等の詳細が分かり次第、掲載します。
3.椅子研究家が語るPP Møbler
10⽉某日、東京。PP Møblerの日本代理店であるスカンジナビアンリビングにて、全国のディーラーを対象とした、とあるイベントが催されました。
PP Møbler3代⽬オーナーのキャスパー・ペデルセン⽒と、椅⼦研究家 織⽥憲嗣⽒が、PP Møblerの歴史や製品へのこだわり等について対談するという何とも贅沢なイベント。
そこにCONNECTスタッフも参加させていただきました。
織⽥⽒がPP Møblerについて語った言葉の中から印象深かったことをいくつかご紹介します。
「”木の寿命を上回るような家具を作りたい”という言葉はよく聞きます。しかし、日本国内の家具メーカーで作っているもので、それに値するような家具がどれだけあるかと言うと、残念ながらそう多くはありません。
そういった点において、PP Møblerの家具は、木の寿命をはるかに上回るような長い寿命を持ったものばかりだと思います。」
「PP Møblerの家具を”一生モノの家具”と思われているかもしれないが、実は、三生、四生、つまり4世代は十分使える非常にロングライフの家具です。ですから、値段だけを見て判断をするのではなく、4世代使うと、今提示されてる金額の大体1/4を自分の人生で使うことになると思ったら、ちょっと違う意識が生まれてくるんじゃないかと思います。」
「PP Møblerは、本当に必要な木を必要なだけ抜いて後の木は痛めないという環境意識、森や木に対する想いをはじめとし、企業の社会的使命をしっかりと果たしている誠実な企業です。私は、重要文化材に値するくらいだと思っています。
そういったものを支えていくのは、販売する側であり、それを買うという行為で応えていくということも大事なことではないかと思います。」
4.人生の節目に椅子を贈る
織田氏が語った内容で印象深かったお話をもう一つ。
関西のあるスクールで織田氏が講師をしていた頃の受講生の女性のお話です。
「その女性が近々結婚をするということで、フィアンセの方から80万円のダイヤモンドの指輪をプレゼントするということになっていた。しかし彼女はダイヤの指輪には全く興味がなく、それよりも”自分の椅子が欲しい”と伝えたそう。そして、その欲しい椅子というのが、ベアチェアだった。彼は京都の有名なヴィンテージショップにかなり無理にお願いして、80万円で椅子を売ってもらい、そのベアチェアは彼女の手に渡ったわけです。
ですから、結婚する時、あるいは結婚30年記念にでも、自分の椅子・お互いの椅子を贈りあうというようなことがあってもいいと思います。
日本では人生の中で記念になる時って結構お金を使いますよね。
お父さんの退職にお祝いとして家族みんなでお金を出しあってパパペアを買ってあげるとかですね。高価かもしれない。でもそういうことがあってもいいと思います。」
5.まとめ
数か月前のこと。松山ショールームに、若い男性のお客様が来店されました。聞けば、お母様から20歳を迎える記念にと、椅子をプレゼントしてもらうことになっており、どの椅子にするか選びに来られたとのこと。贈り主のお母様は「子供たちが20歳になる時に、良い椅子を贈り、その椅子に見合う大人になってほしい」というお考えで椅子を贈ることにしているそうです。
”大切な人のために椅子を贈る“
そうして贈られた椅子は、持ち主にとってより愛着のもてる大事な存在となりますし、長い人生をそばで支えてくれるよき相棒になってくれることと思います。そして、大切に愛された椅子が、次の世代へと受け継がれていく。
そんな想いを繋ぐ椅子として、PP Møblerの椅子ほど、ふさわしい椅子はないといえます。
今回のイベントでは、全国でも展示場所の限られたベアチェアが数脚揃い、製作過程のハーフベアも見られ、さらにはこの時にしか頼めない特別な樹種もセレクトできる、本当に貴重な機会です。
だれかのために贈る椅子として、代々受け継いでいく椅子として、ベアチェアを迎えてみませんか。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
■天満屋百貨店100周年記念「北欧の暮らし展」
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この記事を書いた人
ichikawa
松山ショールームスタッフです。 CONNECTで働くきっかけは、一脚のセブンチェア✨ インテリア初心者で日々勉強の毎日ですが、そんな私だからこそできる切り口で分かりやすい情報発信をしていきたいと思います。