幻のチェアが50年の時を経て蘇る。
SASロイヤルホテルのためだけにデザインされた幻のチェアが50年の時を経て蘇る。
ドロップチェアは、1958年、エッグチェアやスワンチェアと同様、
巨匠アルネ・ヤコブセンによってデンマークのSASロイヤルホテルのためにデザインされたチェアのひとつです。
当時、ウィンターガーデン奥のスナックバーと客室の女性が使うドレッサーチェア用として
デザインされ、限られた脚数のみ製造されました。
今までは、275室の客室の中で唯一改装をしていない、
建築当時のままの606号室・ヤコブセンスイートでしか見ることができませんでした。
『家具の世界でアイコン的存在になった歴史的作品の数々を大切にしていきたい』
という想い。その想いから、2014年、50年以上の時を経て、初めて復刻されました。
以前から製品化を希望する声の多かったドロップチェアは、
ファンにとって待望の復刻です!
当時のオリジナルデザインを元に、現在の最新技術を駆使して誕生したドロップチェア。
素材は、ABSプラスチック。プラスチックシェルは中空のためとても軽量です。
シェルからのびる脚は、クローム仕上げと本体と同色の粉体塗装仕上げのもの、
2種類から選ぶことができます。
女性用のドレッサーチェアとしてデザインされたこともあり、コンパクトなサイズ感と
女性の体を優しく包こむ柔らかなフォルムが特徴です。
しずく型の美しいフォルムは、現代のインテリアともマッチし、
際立つ存在感を放ちますね。
プラスチックカラーは、ブラック、ホワイト、ストームブルー、ストーングレー、
ファイヤーレッド、サンドイエローの6色。
フルパディングも可能なので、好きなファブリックやレザーを張り、
自分だけのオリジナルドロップチェアをオーダーすることも可能です。
パディングすることで、クッション性もアップし座り心地も快適に。
パディングしない場合も、オプションでシートクッションをオーダーすることもできます。
SASロイヤルホテルの様に、ドレッサーチェアとして使用するのもよし、
書斎やコーナーに置くのもいいですね。
セブンチェアなどと比べて横幅がコンパクトなので、スペースが限られた
ダイニングチェアとしてもおすすめです。
フリッツ・ハンセンの中でも価格がお手頃なので、揃えやすいのも魅力のひとつです。
Fritz Hansen(フリッツ ハンセン) / DROP(ドロップチェア)
スタッフ:マルオカ
関連記事はこちら
この記事を書いた人
CONNECT
こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。