スポークバックソファは、ボーエ・モーエンセンとハンス J.ウェグナーが共同でデザインした、2人の個性が見事に調和している美しいソファです。1945年、当時毎年開催されていたデンマークの展示会「ギルド展」にて初めて発表されました。ヒンジ付きの側面を備えたデイベッドと長椅子を組み合わせたユニークな特徴で高い評価を得ました。当時の戦後の文化や好みには洗練されすぎているデザインとみなされ、あまり生産されませんでしたが、1963年に工業生産され始めると人気商品となりました。
構造は無垢材のフレームと、ジュートウェビングで支えたシートをファブリックで覆い仕上げられています。片側のサイドは革のストラップで角度を調整することができ、デイベットとしてもご使用いただけます。各シートクッションにはそれぞれストラップがついており、フレームに引っ掛けられるデザインとなっています。