モダンで上品なPHランプが限定モデルで登場
毎年ご好評いただいているルイスポールセンの限定アイテム。今年は2種類のテーブルランプが登場!2021年の限定アイテムとして発売された時も大人気だった、PH 2/2 The Question Markが、クローム仕様となって復活しました。
こちらのアイテムは限られた店舗のみでのお取り扱いに加え、数量限定販売のため、大変希少なモデルとなっております。ルイスポールセンの限定アイテムは、完売後も再入荷のお問合せを多くいただきますが、限定品につき再入荷はございませんのでお早めにご検討ください。
「北欧照明の父」ポール・ヘニングセンのデザイン
ポール・ヘニングセンとルイスポールセン社とのコラボレーションは1925年に始まり、1967年に亡くなるまで続きました。
ルイスポールセンのアイコニック的存在になっている「PH 5」「3枚シェードのPHランプ」「PH アーティチョーク」など、彼のイニシャル「PH」が名前に付く照明はすべてポール・ヘニングセンがデザインを手がけています。ヘニングセンがデザインした照明器具はすべて、「人間にとって良質な光を与える照明」という彼の哲学が貫かれています。
ヘニングセンが追求した対数螺旋のシェード
ヘニングセンがデザインした照明器具は美しい光のグラデーションが特徴です。
この美しい光を作るために、巻貝のカーブと同じ“対数螺旋(たいすうらせん)”と言う数学的な形が照明の傘(シェード)に応用されています。対数螺旋のカーブは、下図のように、光がどの角度から当たっても同じ角度で反射します。この仕組みにより、なめらかな光のグラデーションをつくることができるのです。
グラデーションの光をつくる手吹きガラスシェード
ずっと眺めていられるあたたかい灯りの理由はシェードに隠されています。すべてのガラスに厚みがあり、透明・乳白・透明の3層になっています。これは高度な技術を持った職人の手によってつくられています。表面はつるっとした質感で、内面はマットでサラサラになっています。このサラサラした加工はフロスト仕上げと言い、斜め方向の光に対してその入射角と同じ角度の反射光を主な成分としながら拡散する為、光のコントロールがしやすくなる特徴があり、グレア(光の眩しさ)を解消してくれます。
細部までこだわりの詰まったデザイン
スイッチはポール・ヘニングセンが1927年に発表したテーブルランプに採用されたものです。本体の支柱についているのですっきりして見えます。
名前の由来にもなっている「?」の疑問符のような、アール・ヌーヴォーを思わせる流れるような曲線。クラシカルでありながら、ひと目でPHランプと認識できるほど、遊び心も持ち合わせた特徴のあるデザインです。
PH 2/2 Question Mark Chromeが汎用性の高いテーブルランプと言える理由はこのハンドルにあります。左右に最大45度まで傾くので必要な場所に配光ができ、読書や作業灯にも適しています。
やさしい灯りで心地いい空間を演出します
ベースの直径は140mmと、コンパクトなサイズ感ですので、サイドテーブルやキャビネットの上に置いてお使いいただけます。ペンダントを吊ったダイニング空間にプラスで明るさを足したり、ソファで寛ぐ時間に間接照明として照らしたり。ベッドサイドに置いて一日の最後に癒しの時間を過ごすのもおすすめです。
コンセントにつなげるだけですぐ使えるテーブルランプは、電気工事や難しい設置が不要で手軽に取り入れられるのもいいところです。
期間限定生産品につき、ご購入はお早めに
PH 2/2 Question Mark Chromeは数量限定販売に加え、限られた店舗のみでの販売となっております。ルイスポールセンの限定品は完売してからも、再入荷予定のお問い合わせを多くいただくのですが、完売後は再入荷がありませんのでお早めにご検討していただけたらと思います。
やさしくあたたかな灯りにうっとりと、ヒュッゲな時間を過ごしてみませんか?
メンテナンスについて
定期的に(6か月程度)部品のゆるみがないか点検してください。普段のお手入れは乾拭きでほこりを取ってください。ガラスシェードに汚れがあるときは、シェードを1枚ずつ外し、食器用の中性洗剤と柔らかいスポンジでやさしく洗った後乾拭きしてください。屋内専用ですが、湿気や水気の多い場所での使用はできませんのでご注意ください。ガラスシェードが破損してしまった場合、スペアパーツのご購入も可能です。ご希望の方はお問い合わせください。
「北欧照明の父」ポール・ヘニングセンとは?
Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン) 1894-1967年
1894年、デンマーク中心部のオードルップに生まれ、高等学校を中退しテクニカル・カレッジで建築工法を学ぶ。自身の設計事務所をコペンハーゲンに設立後、ルイスポールセン社と協働を始め、複数のシェードから柔らかな光が降り注ぐランプを開発。良質な光を得るための機能的なデザインを生涯にわたり追及し、100種類以上のランプをデザインしました。また、照明以外にも、ジャーナリスト、アーキテクト、エディター、詩人、ソングライターとして多岐にわたり活動しました。特に彼の辛口の批評は有名で、無視できない論客として当時のデンマーク社会に強い影響力を放った人物です。
老舗照明ブランド、ルイスポールセンとは?
北欧・デンマークの照明ブランド。創業一族のポールセン一家は1800年代末頃から工具、電気用品の販売を手掛けていました。1924年にパリの博覧会のためにポール・ヘニングセンと共同で開発した照明器具が高い評価を得て、照明器具の発売を開始。これが100種類以上のラインナップを誇るPHシリーズの始まりとなりました。現在では、ルイスポールセンは近代照明のルーツといわれ、世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"となっています。