"料理"と向き合う、
それは"自分自身"と向き合うこと。
四季を感じながらその時の食材とつきあい、料理を愉しむ。
先のことはわからない、だから今を心地よく暮らす。
一日一日を面白がって、大切にしていけたならどんなに素敵でしょう。
毎日使う暮らしの道具だからこそ、丈夫で、愛着をもって、ずっと使えるものがいいですよね。
そんな暮らしを叶えてくれる道具があります。
『kaico+marja』
北欧フィンランドでは厳しい冬が長く続くこともあり、そこに住む人にとって太陽の光が降り注ぐ夏は一年で一番心地よい時間だそうです。
日々の料理や食事、洗い物をする時がフィンランドの夏のように清々しく、爽やかな時間になってもらいたいという想いで誕生したCONNECTオリジナル商品です。
本体を表す「kaico(カイコ)」は懐かしさという意味の"懐古"と真白な昆虫の"蚕"という意味が込められています。
イラストを表す「marja(マルヤ)」はフィンランドで一年中食卓に並ぶと言われる果物のベリーを指し、また女性の名前としてよく使われるそうでフィンランドではとても有名な言葉です。
kaico+marjaは2人のデザイナーによって生まれました。
小泉 誠
1960年東京生まれ。木工技術を習得した後、デザイナー原兆英と原成光に師事。1990年Koizumi Studio設立。
2003年にデザインを伝える場として「こいずみ道具店」を開設。建築から箸置きまで生活に関わる全てのデザインを手がけ、現在は日本全国のものづくりの現場を駆け回り地域との恊働を続けている。
武蔵野美術大学名誉教授。2012年毎日デザイン賞受賞。2015年日本クラフト展大賞。2018年JIDデザインアワード大賞。など国内外の受賞多数。
Heini Riitahuhta ヘイニ・リータフフタ
フィンランドを代表する陶磁器ブランドARABIAで活躍するデザイナー。
2003年にはARABIAのアートデパートメント(芸術部門)に入り、最年少ながら当時は代表を務めていた。
デザインする際は様々な古いARABIA装飾をリサーチしてデッサンしているそうで、ARABIAのアンティークが持つ装飾の美しさを現代に蘇らせているデザイナー。
代表作:Runo(2009)
琺瑯の魅力とは。
琺瑯(ほうろう)は、鉄の表面にガラス質の釉薬を焼き付けた素材です。強いけれどサビやすい鉄と、美しいけれどもろいガラスを合わせ、2つの長所を活かした強くて美しい材料です。
主な特長
《保温性》
鉄にガラスを焼き付けているので熱伝導率が高く、保温性に優れています。
一度温まったら冷めにくいので温度変化が少なく一定の温度が必要な揚げ物料理に向いています。
《耐酸性》
表面のガラスは無機質なので、酸にもアルカリにも強く安心してお使いいただけます。
ジャムや漬け物作りにも向いています。
《清潔性》
表面が滑らかなので汚れや傷がつきにくく、お手入れが簡単。雑菌が繁殖しにくく、いつまでも清潔さを保ちます。
《耐久性》
硬質のガラスでコーティングされているので、料理をした後の匂いや色はつきにくいです。また食材の風味が変わらないので香りの高い料理に向いています。
琺瑯は経年変化を楽しめる素材なので、長く愛着をもって関わっていただけたらと思います。
人や空間に寄り添うデザインです。
製造でのひと手間
国内では琺瑯を製造できる所が少なくなってきているなか、日本の職人さんの手で1つ1つ丁寧に作っています。
一般的に生地の切り口は焼成する際、引っ掛けるために縁が巻かれています。また釉薬がのりにくいのをごまかすために、より縁のカールを巻いたり、そこを隠すために色付けすることがあります。
しかしkaico+marjaは縁を巻かず、色付けもしていません。
鉄板加工時の段階で切り口まで綺麗に釉薬がのるように職人さんによってひと手間かけられています。
そして縁が巻かれていると、縁部分に汚れが溜まりやすく不衛生になってしまいます。
ですがこの手仕事があるおかげで、衛生的にも配慮され、使う人がより扱いやすいように考えられています。
ガス・IH・オーブンに対応
白木を使った持ち手なので手にやさしい感触で料理の作業がしやすくなっています。
また開口や底が広く熱を受けやすいので早く沸き、お手入れもしやすいように考えられています。
器としても機能するデザイン
キッチンだけでなくそのまま食卓に並べることができます。
またシンプルで色合いも落ち着いているため、様々なキッチンや食器類とも合わせることができ、より食事する時間が楽しくなりそうですね。
やさしい素材
調理器具の素材として使われているものには環境ホルモンが出る素材があります。
しかし琺瑯は環境ホルモンが出ないため人や生物、環境にやさしい素材なので安心して使うことができます。
日々の暮らしで活躍してくれる全4種類のシリーズです。
ケトル
一般的な琺瑯ケトルに比べて、開口が広くお手入れしやすくなっています。
底が広く熱を受けやすいので、短い時間で沸かすことができます。
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片手鍋
取手が太く、白木によって片手でもしっかり持てるようになっています。
使う機会が多いからこそ安定したものを使いたいですよね。
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ミルクパン
注ぎ口もあり、2人分のスープや離乳食作りなど日々のちょっとした料理も楽しくできそうです。
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両手鍋
カレーやシチューなどの料理に重宝するサイズです。
保温性にすぐれているため、そのまま運んで食卓を囲むこともできます。
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お手入れの仕方
急激な温度変化に弱いので、冷ましてから洗うようにしてください。
基本的には台所用洗剤とやわらかめのスポンジで洗います。(※金属タワシや研磨剤は傷付くので使用しないようにしてください。)
その後、水気をよく拭きとって乾燥させます。
食洗機の使用はできますが、他の食器類と一緒に入れると、ぶつかって傷付くことがあるので注意してください。
焦がしてしまった時は
① ぬるま湯を入れて、大さじ1の重曹を入れかき混ぜます。
② サラダ油を少量加え、2時間ほど置き火にかけて煮ます。
③ ブクブク泡立ったら火を止め、冷めるのを待ちます。
④ 冷めたら中身を捨て、台所用洗剤をつけて洗います。
大切な方への贈り物に
これから新生活を送る大切な方へ、暮らしをより彩ってくれるkaico+marjaの贈り物はいかがでしょうか。
CONNECTのオリジナル商品だからこそ、他とも被りにくい特別な贈り物になるはずです。
暮らしに喜びを与えてくれる『kaico+marja』があなたと共に人生を歩んでいく道具になれたら嬉しいです。