「リラックスできるプライベート空間」を求めているひとに、CH78をおすすめする3つの理由
自分だけの寛げる空間を求めているひと、ハイバックチェアが欲しいけど圧迫感がありそうで躊躇しているひと、ソファはあるけど子供たちに占領されてなんとなく床に座っちゃってるひと…、そんなひとたちにおすすめするラウンジチェアが復刻されました。
その名は「CH78」。愛称は「ママベア」と呼ばれています。
ママベアの復刻で北欧のくまの家族が勢ぞろい
「アーム部分がまるで後ろから抱きしめる熊の手のようだ」と表現され、重厚感と包容力のあるパパベア(PP19)。
木製のアームの先端の爪をパパから受け継ぎ、軽快でコンパクトなミニベア(CH71)。
そして、そのふたつの良さをあわせ持つ、フェミニンなデザインのママベア(CH78)。
これらのラウンジチェアが特徴的な木製の熊の手のようなアームを持つことから、ベアチェアシリーズと呼ばれるようになりました。
デザインしたのは、椅子の巨匠として知られ生涯500脚以上の椅子をデザインした、ハンスJ.ウェグナー。
彼自身が、CH71ラウンジチェアとCH72ソファと一緒に使うハイバックチェアを必要としたことがきっかけとなり、CH78ラウンジチェアが1954年にデザインされ製造に至りました。しかし、張り込みと呼ばれる縫製技術を要するチェア類を請け負っていた工房のAPストーレン社が廃業になり、製造が途絶えることに。市場で見かけるのはヴィンテージのみとなり、入手困難な貴重な椅子となっていました。
その後、2003年PPMobler社より創立50周年を記念してパパベアが復刻、2018年CARL HANSEN & SON社よりミニベアが復刻、そして2020年CARL HANSEN & SON社よりママベアが復刻されることとなり、くまの家族がみんな集まることができました。
好きな場所に自分だけの居場所を。
リビングでどうやってくつろいでいますか?
ソファに座って?床に寝転んで?
ソファだといつの間にか横になっちゃう…、床だと何だか居心地が悪い…、
そう思ってなんとなく、くつろげていないひとって多いんじゃないかと思います。
そんなとき、好きな場所に自分だけの居場所を作れるのがラウンジチェア。傾斜がある背もたれが特徴で一人掛けのゆったりした椅子のことをいいます。そしてラウンジチェアの中でも、よりリラックスした座り方ができるのが、頭まで背もたれのあるハイバックのラウンジチェアです。ママベアは、ハイバックのラウンジチェアの中でも魅力的なアイテムです。
ママベアをおすすめする理由①ソファよりもリラックスできる
女性が座ってもしっかりと足が付く座面の高さで、安定感があります。また、しっかりとした座面で程よく硬く、沈み込みが少ないので、立ち座りの動作がしやすくなっています。
パパベアよりも背もたれが高く、頭まで覆うハイバックなので首が痛くなりにくく、背もたれとウィング部に体全体を預けてリラックスするのにぴったりです。また、上部は内側に湾曲しており、顔回りが隠れるのでプライベート感が保たれます。
背の中央に施された曲線を描く溝は、生地に皺がよらず、張地を背の形状に沿って綺麗に張ることが出来ます。また、ヒトの骨格曲線に沿ったラインで構成され、スッとさりげなく、かつ、確実に背面から座り手をささえてくれます。
ママベアをおすすめする理由②アーム部分が優秀
特徴的なのは、アーム全体が木製であること。生地と直に手や肘が接触せず、汚れや擦れを気にせず使えるようになっています。
そして、アーム部分の先が突き出していることにより、手でしっかりと掴むことができ、立ち座りが楽に行えます。
真横から見ると真っすぐ斜めに伸び、さらに先端にかけて薄くなっていて、洗練された美しさを感じます。
真上から見ると全体に湾曲しており、外側は腕の曲線に沿って、内側は身体の曲線に沿って、カーブの異なるラインで構成されており、どの角度から見ても機能的な美しさが感じらまれす。付け根から先端まで様々な曲線で構成されているアームはフェミニンな印象を与え、ママと呼ばれる理由の一つかもしれません。
ママベアをおすすめする理由③ハイバックチェアなのにスッキリ見える
ベアチェアシリーズの中で、一番座面が低いにも関わらず脚が一番長いんです。脚長でスタイル抜群なので、スッキリとした印象を与えてくれます。そして後ろから見ると背もたれの上部から下部にかけて40cm程細くなっています。そのため、お部屋の中心に置いても実際のサイズほどの圧迫感を感じさせないようになっています。またアーム全体が木製であることで、椅子全体にメリハリがつき、シャープに見えるのも特徴です。
インテリアの雰囲気に合わせて、自分だけのお気に入りの一脚に
木部はダークなウォルナットとナチュラルなオークから。
張地は世界的に評価の高いヨーロッパのテキスタルメーカーの豊富なファブリックとレザーからお選びいただくことができます。自分だけの特別な空間にオーダーメイドが可能です。
Kvadrat社とは、耐久性に優れ、毎日使い続けても風合いや色があせることのない高品質なテキスタイルを作りつづけるデンマークを代表するファブリックメーカー。その品質の高さから多くの一流家具メーカーで張地として使用されています。
こちらのママベアに使用されているFiordは、テキスタイルの表面全体に細かなドットが散りばめられており、 かすかに立体的なパターンで構成。これは、ノルウェーのフィヨルドのさざ波の上にきらめく真珠のような月光を描いているそう。単色糸の網目から見える混合糸、というような作りでシンプルながら奥行きのある見た目です。 北欧の風景にみられる豊かな自然の色合いからインスピレーションをうけた、落ち着きのあるタイムレスな2つの色合いが有機的なフォルムと細部に光る職人技を引き立てます。