エッグチェアはデンマークのSASロイヤルホテルのためにデザインされました。 発砲ウレタンを加工した画期的な手法と独特のフォルム。 カラダをすっぽり包み込む、卵を思わせるその形状からエッグと名付けられたユニークな作品です。 その完璧なフォルムを生み出すために、アルネ・ヤコブセンは彫刻家のように粘土を使用し、シェル(背・座面)のフォルムを追求しました。張地の下に硬い発泡材を使用するという、当時では画期的な手法で完璧なデザインを実現しました。エッグチェアの包み込まれるようなフォルムは公共の場でもプライベートな空間を作ることができ、よりリラックスした状態でくつろぐことができます。回転チルト機能とは、座面の回転機能、そして背もたれのリクライニング機能のことで、座面下の調整用ハンドルで後傾を調節できます。
デンマークのテキスタイルメーカー「Kvadrat(クヴァドラ)」のウールテキスタイルの原型にもなった、Kvadrat初のテキスタイルがHallingdal(ハリンダル)です。
1965年にNanna Ditzel(ナナ・ディッツェル)のデザインにより誕生し、クラシカルな北欧インテリアと相性の良い生地として今も愛され続けています。
ウールの素朴な素材感を生かしたしっかりとした厚みと、美しいカラーが特徴で、北欧の名作家具をはじめ、ヴィンテージ家具との相性も非常に良い王道生地です。