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HOME カテゴリーリスト ヴィンテージ家具 キャビネット Kai Kristiansen(カイ・クリスチャンセン) / 蛇腹キャビネット(vd1909-73) 【北欧ヴィンテージ】
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蛇腹式の両開きキャビネットです。デザインはデンマークで1950年代に活躍したカイ・クリスチャンセン(Kai Kristiansen)。 正面のチーク板をよく見ると細かなスリットが入っており、中央の取っ手を左右に引くとクルクルと側面に入り込む仕組みです。 扉を閉めると蛇腹のスリットの存在は消え、まるで一枚板のように見えます。まさに職人技ですね。 チーク材をくり抜いた取っ手の形状も美しく、デザイン力が光ります。
Kai Kristiansen(カイ・クリスチャンセン)は1924年デンマークで生まれ、1949年に王立芸術アカデミーに入学、コーア・クリントに師事し、指物技術工の資格を取得。1955年に26歳で、自身のスタジオを構えます。クリントの「古代は我々よりももっとモダンである」というデザイン哲学のもと、彼は伝統的な家具の形態と職人技からインスピレーションを受けつつも、人間工学を考慮したデザインを多く残しています。1968年に発表されたFMシステムウォールユニットは、壁にアイアンの支柱を固定し、シェルフ、キャビネットなど好みの家具を自由に取り付け可能な設計は、そのポリシーが垣間みえる作品です。また、1956年には“Z chair”とも呼ばれる「No.42」を制作し 、その画期的なデザインはデンマークミッドセンチュリー家具の代表作の一つです。