無垢材の美しさを堪能!新作円形ダイニングテーブルBM0121
ダイニングテーブルは、家族や友人と過ごす大切な時間を彩るインテリアの中心。中でも、無垢材の温もりを感じられる円形テーブルは、どんな空間にも自然と馴染み長く愛用できるアイテムです。

▲テーブル:CARL HANSEN & SON(カール・ハンセン&サン) BM0121 / オーク材・オイル仕上げ / φ120cm / ダイニングテーブル
▲チェア:CARL HANSEN & SON(カール・ハンセン&サン) BM1106 / HUNTSMAN CHAIR / オーク材・オイル仕上げ・真鍮
今回ご紹介するのは、北欧デンマークを代表する家具メーカーCARL HANSEN & SON(カール・ハンセン&サン)から新しく登場した、円形ダイニングテーブルです。時代を超えて愛されるデザインと職人技が光る無垢材の美しさが詰まった一品です。
限られたスペースでもスタイルと機能性を求める方に最適

▲CARL HANSEN & SON (カール・ハンセン&サン) BM0121 / オーク材・オイル仕上げ / φ120cm / ダイニングテーブル
BM0121ダイニングテーブルは、1952年ボーエ・モーエンセンが、限られたスペースでも機能性と美しさを大切にしたい人に向けてデザインしました。無垢のオーク材を使用しており、耐久性と自然な美しさを持ち合わせています。
美しい無垢天板

BM0121の天板には、FSC認証を受けたオーク無垢材が使用されています。オーク材は、硬く耐久性が高いだけでなく、木目が美しく、経年変化による風合いの深まりも楽しめます。直径が120cmの天板は、4人で座っても広さは十分です。
驚きの伸長機能!6人まで快適に座れる

一見すると普通の円形テーブルですが、

テーブル下のフックを外し、両左右から引っ張ると…

天板が、真ん中からどんどん開いていきます。

▲CARL HANSEN & SON (カール・ハンセン&サン) BM0121I / オーク材・オイル仕上げ / 伸長板 BM0121ダイニングテーブル専用(別売り)
別売りの伸長板を追加すれば、120cm×180cmの天板となり、6人まで快適に座ることができます。

重さのある無垢材ですが、厚さが2cmなので、重過ぎず扱いやすいのも嬉しいポイントです。
こんな細い脚で大丈夫?モーエンセンのデザインの工夫

一般的に無垢材のテーブルと言えば、ずっしりとした太く頑丈そうな脚のものが多いですが、BM0121の脚は先細りのデザインで、とても軽やかな印象です。それでも大丈夫な理由は、デザインの工夫と高品質な素材の使用にあります。
幕板の補強

テーブルの脚と脚の間にある「幕板」が、全体の強度を高める役割を果たしています。幕板の真ん中は、わずかにアーチ状に凹んでおり、直線的なデザインと丸い曲線的なデザインとのバランスを、うまくまとめています。また、座る人の邪魔にならないよう、少しでも薄くするためにアーチ状に仕上げているのではないかとも考えられています。

脚の付け根部分をよく見ると、幕板との接合部分が少し削られており、脚と幕板がピッタリ合わさるようにできています。これにより、しっかりと固定されるので、さらに強度を高め、ぐらつきを防いでいます。
テーブルの場所を移動させる際の注意点

テーブルを移動させる際は、天板ではなく幕板など補強のしっかりしている本体を持って移動させるようにしてください。
脚と天板が固定されていない構造のため、天板のみを持ち上げると破損の原因となります。
「見た目の軽やかさ」と「強度」のバランス

天板は無垢材ながらも過度に重くならないよう、2cmの厚みに設計されており、テーブル脚への負荷を適度に抑えています。オーク材は非常に硬く、耐久性が高いため、強度もあり長くお使いいただけます。適切な木材の使用と構造の工夫によって、デザイン性と耐久性を両立させています。
デンマーク家具デザインを発展させたボーエ・モーエンセン

デンマーク家具といえばハンス J.ウェグナー(Hans J. Wegner)の名がよく挙がりますが、ボーエ・モーエンセン(Børge Mogensen)もまた、20世紀の北欧デザインを築いた重要な家具デザイナーの一人です。「庶民のデザイナー」とも称される彼の家具は、優れた機能性と美しさを兼ね備えながらも、価格が比較的抑えられている点も特徴です。
ウェグナーとモーエンセンは同い年であり、デンマーク王立芸術アカデミーで共に学んだ大親友でありながら、互いに影響を与え合う最大のライバルでもありました。1950年代、デンマークデザインが世界的に注目を浴びる中、二人はその中心的な役割を担いました。
両者とも「機能主義」を重視し、シンプルで実用的な家具をデザインしましたが、アプローチには違いがあります。ウェグナーは彫刻的で有機的なフォルムを追求し、「Yチェア」に代表される造形美を重視したのに対し、モーエンセンは機能性を重視し、よりシンプルで実用的な家具をデザインしました。その代表作には「ハンツマンチェア」などがあります。どちらの作品も、時代を超えて世界中で愛され続けています。
まとめ
BM0121ダイニングテーブルは、20世紀のデニッシュモダンを牽引し、大きな影響力を残すデザイナーの一人、ボーエ・モーエンセンの1952年のデザイン。限られたスペースでも美しさと機能性、耐久性を求める方に最適なオーク材の伸長式テーブルです。直径120cmの円形テーブルは、オプションの専用伸長板を使うことで120cm×180cmの楕円型テーブルとなり6名まで快適に座ることができます。