北欧デンマークのスタンダード「Allux(アルックス)」の郵便ポスト
北欧デンマークの郵便ポストのメーカーAllux(アルックス)社は、昔から変わらないスタンダードなデザインで、デンマーク国内の郵便ポストのトップシェアを誇ります。
Allux(アルックス)のポストは3タイプ
Allux(アルックス)のポストは、「9000」「8900」「5000」という番号の3タイプがあります。
それぞれのタイプの違いや特徴について詳しくご紹介します。
サイズによる投函口の違い
「9000」と「8900」は同じサイズで、幅350mm 高さ500mm 奥行160mmです。「5000」だけサイズが小さくなり、幅320mm 高さ460mm 奥行160mmです。並べると、写真右の「5000」だけがひとまわり違うのがわかります。
どのシリーズの投函口も、定形郵便を受け取るのには、全く問題ありません。
回覧板・カタログ・書籍も入る「8900」「9000」
「8900」「9000」は、投函口のフタが大きく開くため、ポスト投函で配送が可能なもので、厚さ1p以内のものなら入れることができます。
郵便局、ヤマト運輸とも、ポスト投函可能なサイズは、封筒でいえば角型2号(角2)というA4用紙が折らずに入るサイズになります。ふだん仕事や用事で留守にすることが多く、回覧板を受け取ったり、郵便局のゆうメールやヤマト運輸のDM便、ネコポスといった配送方法で、本や商品をよく受け取る方は投函口が大きい「8900」「9000」がおすすめです。
定形郵便なら「5000」
「5000」は、投函口のフタが、「8900」「9000」に比べて、大きく開かないようになっています。定形郵便はポストで受け取って、宅配便で送られてくる荷物は直接受け取るのであれば何の問題もありません。
素材・仕上げについて
Allux(アルックス)のポストは、住宅の屋根や外壁にも使用される素材「ガルバリウム」を使用しています。ガルバリウムは、鉄合金の板に金属メッキを施したもので、錆びにくく、軽くて丈夫な素材です。シリーズ・色により、ガルバリウムの薄さ、塗装仕上げが異なります。
model 9000
ガルバリウム自体が錆びにくい素材ではありますが、「9000」は塗装仕上げに道路のポールやガードレールにも使用されている亜鉛メッキ塗装を施しています。亜鉛メッキ塗装により強度と防錆性が増し、シリーズの中でもっとも丈夫で耐久性があります。
model 8900
「8900」の仕上げ塗装はカラーによって異なります。シルバーは無塗装、ホワイトとブラックは焼付け塗装がほどこされています。焼付け塗装とは、金属製品を塗装する方法の一つで、高温の熱をかけることにより、かたくなる塗料です。亜鉛メッキ塗装には劣りますが、焼付け塗装も硬度や耐薬品性や防錆に優れていると言われています。
model 5000
シリーズの中で、1番薄いガルバリウムを使用し、軽量でコストも抑えられている「5000」。薄くてもポストとしては、十分強度のある製品です。仕上げの塗装は「8900」と同じく、シルバーは無塗装、ホワイト・ブラック・グレーは焼付け塗装をしているため、硬度や防錆に優れています。
住宅や街の風景となじむポスト
Allux(アルックス)のポストは、目を引く派手なデザインをされていません。控えめなカラーとシンプルなデザインのポストは、家や外観の雰囲気に合わせやすく、街の風景によくなじみます。
デンマークは、レンガづくりのおうちが多く、落ち着いた雰囲気。写真に映る家のように、レンガで建てられた古いおうちにも、Allux(アルックス)のポストがつけられています。
シンプルで美しいデザインの新しいポストは、古いおうちとミックスしても違和感がありません。
他のおうちを見ても、外観やポストが目立つことはありません。家やまわりの雰囲気と調和するポストを選ぶことで、家全体が美しく見え、主役である家が引き立ちます。
Allux(アルックス)のポストはどんな住宅にも調和するシンプルなデザインで、日本のモダンな雰囲気な住宅にもよく合います。
防犯面でも安心のポスト
ポストは、防犯面のことも気をつけて選ばなくてはなりません。郵便物には大切な個人情報が多く含まれています。自宅に取り付けるポストは、鍵がついているか、丈夫な素材かなど、機能面も重視して選ばなくてはなりません。
Allux(アルックス)のポストは、郵便物を取り出すときに付属の鍵が必要なため、個人情報が含まれている大切な郵便物を守ることができます。