GOLD CRAFT(ゴールドクラフト)
ゴールドクラフトは、成形合板の製法で食器を作るメーカーとして1963年に香川県高松市で誕生しました。
「いつもの食卓に木のうつわを」という創業当初からのかわらぬ想いと共に、より使いやすく、軽くて丈夫なものをと、改良と試行錯誤を重ねて生まれたのがゴールドクラフトの木のうつわ達です。 木の風合いを活かしつつ、水や汚れに強い、使い勝手も、安全性も信頼できるゴールドクラフトのアイテムは、毎日の食卓はもちろん、キャンプやちょっとしたピクニックなど、アウトライフ・スタイルのシチュエーションにもぴったりです。
いつもの食卓へ。暖かみのある木のうつわをどうぞお愉しみください。
ゴールドクラフトなら大丈夫
木の器は水に弱いと思っていませんか?
ゴールドクラフトの器は工場試験場における業務用食器用洗浄機3,000回の洗浄試験においても製品に変化はなく、耐久性には全く心配ないことが確認されています。また、適度な粘りがあるプライウッド(成形合板)だから、うっかり落としても割れません。木の軽さと雰囲気を保ちながら、丈夫で水にも強い。ゴールドクラフトの器はいつもの食卓で、他の磁器製食器と同等にお取扱いいただけます。
毎日使うから安全安全なものを
プライウッドを構成する材質は産地が確かなシナノキを使用(現在は北海道産)。接着剤も耐久性や安全性に優れた日本製を使用しています。 耐久性の要である表面仕上げは、汚れや耐薬品、擦り傷にも優れた機能性を持つ日本製の塗料を採用。もちろん食品衛生法にも合格しています。
プライウッドのいいところ
木目を交互に積み重ねた「芯材」と、天然木の突板である「表面材」を金型に挟み、1cmあたり数十sの圧力で圧縮プレスして成形しています。このため、木を削り出したり、くり抜いて作る他の木製品と比べて薄く、軽く、丈夫な製品が出来上がります。また、シート状に柱剥きした材料を積み重ねて使用するため、捨てる部分が非常に少なく、省資源な製法であることも特徴です。
暑さ0.6oの突板(つきいた=表面材)
ゴールドクラフトの製品に使われている突板の厚みは0.6mm。1o以下というと、とても薄いように感じると思いますが、日本の成形合板ではかなりの厚突き。厚手の突板は薄手のものに比べて材料コストが大きく、その暑さ故に三次曲面に成形することが難しい材料ではありますが、木の表情や風合い、質感においては、やはり薄手のものより優れています。 木と共に暮らすことが文化である、本場北欧地方のプライウッドも、厚み0.5o以上の突板を使用しているブランドが多いようです。成形合板(プライウッド)は工業的で量産が得意な作り方ではありますが、木の良さを最大に引き出すことで、使う喜びを感じさせてくれる暖かみのある製品になっています。
ゴールドクラフトの主な突板材
シナノキ Japanese Lime
北海道が主な原産地となるシナノキは、木肌も色も柔らかく、明るい雰囲気の材です。その木理の素直さから、ゴールドクラフトでは芯材としてもシナノキを使用しています。
ウォルナット Walnut
チョコレート色のブラウンが特徴的なウォルナット(くるみ)。濃い色とは裏腹に何とも言えない暖かみがあります。木目も個性があり、グリーンやレッドが良く映える材です。
シオジ F.platypoda
はっきりと真っすぐな木目を持ちつつも、柔和な雰囲気を併せ持ちます。欅や桜のような重さがあり硬くて丈夫な材です。カフェ的なイメージにも良く合う万能選手。
ベイマツ Oregon Pine
加工性・耐久性に優れており、適度な硬さを有しています。緻密でシャープな木目が美しく、食卓に凛とした雰囲気を与えてくれます。和的な表現も得意な材です。
ご購入前に知っておいていただきたいこと
- プライウッド(天然木)を使用している為、フシが見られる場合がございます。予めご了承下さいませ。
- プライウッドの製法上、表面が白っぽくかすれていたり、波打った模様や皺、筋のようなもの、凹みなどが見られる場合があります。
- プライウッドは経年変化による反りに比較的強い製法ではありますが、木を材質としているため、温度や湿度等様々な条件により、反りが発生します。何卒ご理解ください。
- 底部分に、わずかながたつきが見られることがあります。
- 全て天然木を加工して作られているため、木目や杢、色やサイズなどに、誤差が生じてしまいます。掲載写真と差がある場合もございますが、個性としてお楽しみ頂ければ幸いです。
- 本品は高い耐水性を持っていますが、長時間の浸け置きは水染みや表面材の浮き等が発生する場合がありますのでご遠慮ください。
- 業務用食器洗浄機による耐水試験を行っておりますが、あくまで耐水性の確認のための試験ですので、末永くご使用いただくため、なるべく手洗いをお勧めします。