木製とは一味違った、モダンなダイニングに

朝には穏やかな朝食の時間、夜にはしっぽりとお酒と会話を楽しむ時間。
1日の始まりから終わりまで大切な時間を過ごすダイニングが、モダンで洗練された空気感に包まれていると、身も心もすっきりと軽やかな気持ちで過ごすことができます。
そんな風通しの良いダイニングに仕上げてくれる「スーパー楕円テーブル」の秘密を3つご紹介します。
1.「スーパー楕円」という特別な天板の形
長方形と楕円を重ね、その中間点をつなぎ合わせるように描かれた、おおらかで親しみのある形。
この独創的な形のモチーフになったのは、デンマークの詩人であり数学者でもあったピート・ハインが、ストックホルムのセルゲル広場の交通渋滞を緩和させるために生み出した「環状交差点」。
現在も世界中のバスロータリー等に採用されている、合理的で美しい形です。

▲B616 / 天板:ブラウンオッタワ / 脚:ブラウンブロンズ
圧迫感を軽減し、空間に馴染むデザイン
一般的な長方形のテーブルはシャープな印象が強く、スペースによっては圧迫感を与えることがあります。一方、スーパー楕円テーブルは、楕円でも長方形でもない独特のシルエットが特徴。
柔らかく流れるようなフォルムが、視覚的にもすっきりとした印象を与えます。
限られたスペースでもバランスよく配置
スーパー楕円の形状は、丸テーブルのように対面の距離が近く、会話がしやすい設計になっています。また、縦長のスペースやキッチン横の限られたスペースにもフィットし、スマートにレイアウトできるのもポイントです。
手元のスペースにも、ゆとりのあるフォルム
通常の楕円や円と比較すると、テーブルの手元スペースが広く、実用性も抜群。見た目の美しさだけでなく、さりげない使い心地への配慮が行き届いたデザインです。
2. 重たさを感じさせない天板の薄さ

極薄の天板が生み出す浮遊感
スーパー楕円テーブルのもう一つの魅力は、その天板の薄さ。まるで浮いているかのような軽やかさを演出し、モダンな印象を強調します。
木製の無垢材では、反りや膨張のリスクがあるため、これほど薄い天板を実現することはなかなか難しいです。また、無垢材のテーブルに必須の幕板(補強材)がないため、見た目もすっきりとしています。

天板の縁にはテーパー加工が施されており、実際の厚みは2.2cmですが、見た目上は縁部分の1.3cmしかないように見えます。この絶妙なデザインが、スーパー楕円テーブルならではのスタイリッシュな印象を生み出します。
3. エレガントで抜け感たっぷりの脚のデザイン

唯一無二の洗練されたフォルム
スーパー楕円テーブルの脚部は、他にはないシャープでモダンなデザインが特徴。木製では不可能な細さを実現し、抜け感を生み出しています。加えて脚が天板の端よりも内側についているので、コーナーあたりにも座りやすい設計になっています。
エレガントなシルエット
脚先に向かうほど細くなるデザインが、エレガントで上品な印象を強調。さらに、脚が天板の端よりも内側についているため、圧迫感を軽減し、空間に溶け込むようなデザインになっています。

天板に脚を取り付けるのにネジは不要。脚の根元部分を開いて天板裏の金具に引掛けるだけなので、手軽に組み立てができます(脚を開くのに力が必要なため、女性の方は2人で組み立てるのをおすすめします)。
こういった構造のムダのなさも、デザインの洗練性を高めています。
よくある疑問
Q.スタイリッシュなのはいいけど、無機質で冷たい感じがしませんか?
A. こだわりの素材と仕上げで、モダンだけど温もりを感じるデザインなんです!

▲B616 / 天板:ブラウンオッタワ / 脚:ブラウンブロンズ
実は、スーパー楕円テーブルは木製家具との相性も抜群です。その秘密は、こだわり抜かれた素材と仕上げにあります。
天板の特別な素材「フェニックスラミネート」
通常のラミネートは表面がざらっとしており、光沢感が強いものが多いですが、スーパー楕円テーブルに採用されている「フェニックスラミネート」は異なります。

・粒子が非常に細かく、表面が滑らかで手触りがすべすべ。
・ペンダントライトの光をテカテカと反射せず、柔らかく拡散する。
・目に優しく、落ち着いた印象を演出。食事をする際にも心地よい質感。
さらに、フェニックスラミネートは傷や汚れに強く、お手入れが簡単な最強素材なんです!
≫フェニックスラミネートについて詳しくはこちら
縁のフレームもマットなヘアライン仕上げ

天板の縁を囲むアルミニウム製のフレームは、横からの衝撃にも強く、耐久性に優れています。また、マットなサテン仕上げが施されているため、ギラギラとした光沢がなく、上品で落ち着いた印象を与えます。
脚部もマットな仕様を選べる
脚部は、つややかなクローム仕上げだけでなく、マットな粉体塗装仕上げも選択可能。
モダンでスタイリッシュにしたい方は「クローム仕上げ」

▲B616 / 天板:グレー / 脚:クローム
落ち着いた印象にしたい方は「粉体塗装仕上げ」

▲B616 / 天板:ブラウンオッタワ / 脚:ブラウンブロンズ
このように、スーパー楕円テーブルはスタイリッシュでありながら冷たさを感じさせない、上品で柔らかな風合いを持つデザインで、木製家具や木のフローリングとの相性も抜群。
木製ではないからこそ実現できる、モダンで洗練されたダイニング空間を作りたい方に、ぜひおすすめしたい一台です。
お部屋を理想のテイストに。選び抜かれたカラーバリエーション
天板の種類

天板の種類は6種類。
ホワイト・ブラックに加え、ニュアンスの違ったグレー&ベージュ系の色が4種類あります。
一番ベーシックな「グレー」に対し、「グレーエフェソ」はいわゆるライトグレーに近く、グレーブローモはブラックが混ざったような濃いめの色です。
「ブラウンオッタワ」はグレーにブラウン系の色が混ざったようなグレージュカラー。人気のジャパンディスタイルとも相性の良い、自然な柔らかみのある色合いです。
脚の種類

脚の種類も6種類。
クロームは光沢のある鏡面仕上げで、高級感のあるモダンでエレガントな雰囲気に。さびにくく傷がつきにくいという機能性も備えています。
それ以外の5色はマットな塗装を施された仕上げになっており、より落ち着いた印象に。ナチュラルな雰囲気が好きな方や、クロームだとちょっと主張が強いかも、と思った方におすすめです。
ホワイト・ブラックの他に、ニュアンスちがいのグレーが2色(光沢のない銀色のような「シルバーグレー」と、深めのグレー「ウォームグラファイト」)。加えて、こげ茶に近い色味の「ブラウンブロンズ」があります。
オークやウォルナットといった木製家具やフローリングとの相性の良さで言うと、「ブラウンブロンズ」が最もおすすめです。
CONNECTオススメの組み合わせ
ブラウンオッタワ天板 × ブラウンブロンズ脚

▲B616 / 天板:ブラウンオッタワ / 脚:ブラウンブロンズ
モダンで落ち着いた印象を持つグレーカラー。その中でも、木製家具やフローリングとの相性を考えて、ベージュやブラウンが混ざった色味のグレーを選ぶという選択肢があります。そこでおすすめしたいのが、「ブラウンオッタワ」の天板に「ブラウンブロンズ」脚の組み合わせ。天板も脚もブラウンの混ざった色味にすることで、温かみのある風合いになり、木製家具やフローリングとも絶妙に調和してくれます。
「最初はスタイリッシュな雰囲気が好きだったけど、年を重ねる内にだんだんナチュラルで暖かい雰囲気のほうが好みになってきた」というのもよくある話。長い目で見て、スタイリッシュにもナチュラルにも振ることのできる色選びは、賢い選択といえるでしょう。
「あなたにピッタリ」がきっと見つかる、豊富なサイズバリエーション
4~6人掛けでお探し中の方におすすめ「B616」

横幅170cmのゆったりとした広さは、食事はもちろん、テレワークや趣味の作業スペースとしても活躍します。
「B612」と比べ、「B616」モデルはチェアの座面部分が入る高さの脚間が約104cmと、チェアとの間隔にゆとりを持たせることができ、ゆったりとくつろげる設計です。大きさの割に見た目もかなり軽やかですっきりとしているので、お部屋のスペースに無理が無ければ「B616」がおすすめです。

▲B616/天板:ブラウンオッタワ/脚:ブラウンブロンズと、セブンチェア/カラードアッシュ・ライトベージュ/ブラウンブロンズ脚×4脚の組み合わせ。座面の横幅が約50cmの、セブンチェア2脚がゆとりをもって並ぶサイズ感です。
その他のサイズ
2~4人掛け

4~6人掛け

6~8人掛け


6~8人掛けでお探し中の方におすすめ



伸長式


「あなたにピッタリ」がきっと見つかる、豊富なサイズバリエーション
FRITZ HANSENのテーブルシリーズには、「スーパー楕円テーブル」の他にも、もう一つ素敵なテーブルがあります。
「みんなで囲める丸テーブルを探しているけど、見た目やサイズがなかなかしっくりこない…」
そんな方におすすめなのが「スーパー円テーブル」。

▲スーパー円テーブル「A603」 / 天板:ホワイト / 脚:クローム
正方形と円形の長所を融合させた独自の天板のフォルムが一番の特徴。丸テーブルのやさしく柔らかな印象を活かしつつ、手元のスペースが円よりも広めなっているので、お食事や作業もよりしやすい画期的な形です。
また、スチール製のスリムな一本脚は、抜け感たっぷりで上品な印象に。空間に開放感を生み出し、狭い部屋でもすっきりとした印象を与えます。どの角度から座っても脚が邪魔にならずに座りやすいのも魅力的ですね。
おすすめは「A603 / 天板:ホワイト / 脚:クローム」。クリーンな白天板と光沢のあるクローム脚の組み合わせで、清潔感溢れる上品な佇まいがより一層際立ちます。
3人の名匠が結集した、FRITZ HANSENのテーブルシリーズ
「スーパー楕円テーブル」「スーパー円テーブル」をはじめとするFRITZ HANSENのテーブルシリーズは、3人の卓越したデザイナーによって生み出されたことでも広く知られています。
ピート・ハイン (1905~1996)
天板のデザインを手がけたのは、デンマークの詩人であり、哲学者・数学者としても活躍したピート・ハイン。感性と合理性を高い次元で併せ持った彼だからこそ、家具デザインにふさわしい「機能美」に富んだ形に行きつくことができたのでしょう。
ブルーノ・マテソン (1907~1988)
スリムで耐久性の高いスパンレッグの脚は、スウェーデンの名匠ブルーノ・マテソンによるもの。デザイナーであり建築家である彼は、シンプルで美しく優雅なフォルムを提唱し、自身の家具デザインにもそれらの本質を取り入れていました。スパンレッグの「B616」や「B612」の「B」はブルーノ・マテソンの頭文字です。
アルネ・ヤコブセン (1902~1971)
一本脚のスターベースをデザインしたのが、エッグチェアやセブンチェアで知られるアルネ・ヤコブセンです。エッグチェアやスワンチェアの脚のデザインをテーブルにも汎用させたのですね。
一本脚テーブルの「A603」や「A602」の「A」はアルネ・ヤコブセンの頭文字です。
北欧を代表する3人のデザイナーの発想が結集した、まさに北欧デザインの真骨頂といえるプロダクトです。
テーブル選びでお悩みの方へ
CONNECTでは、あなただけの理想のテーブル探しをサポートしています。
・お部屋の雰囲気に合わせたテーブル選び
・サイズや素材の選び方
・チェアや照明とのコーディネート
・古いテーブルの処分方法
など、どんなことでもお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、あなたにぴったりのテーブルをご提案します。
まずは、CONNECT公式LINEまでお気軽にお問い合わせください。
