最上級のかけ心地~エッセンシャルレザーフルパディングのセブンチェア~
セブンチェアのシェル(背座面)には大きく分けて3つの仕様があります。
画像左から、ベニヤタイプ・フロントパディング・フルパディングの仕様になります。
まず、ベニヤタイプのセブンチェアは、9層でできた成形合板のシェルで、しなりもよくベーシックなセブンチェアです。次に、フロントパディングのセブンチェアは、ベニヤタイプのシェルに前面のみウレタンを張り、生地やレザーを張って仕上げています。最後に、フルパディングのセブンチェアは、シェル全体にウレタンを張り、生地やレザーも前面と背面の両方に張って仕上げています。フロントパディングよりウレタンの厚みが増し、クッション性が高くなり最上級のかけ心地です。
フルパディングをおすすめする理由
3つの仕様を紹介しましたが、この中でも、特にCONNECTでは“フルパディング”をおすすめします。ベニヤタイプのしなりの良さとフロントパディングのクッション性をさらに進化させたスペシャルなかけ心地になっています。ベニヤタイプの弱点は冷たさや滑りやすさです。フロントパディングはベニヤタイプより滑りにくく、表と裏の仕様を楽しめますが、背もたれに肘をかけたときにエッジの硬さを感じることがあります。
フルパディングはエッジまで生地でおおわれているので2つの仕様の気になるポイントが解消されています。
クッション性も高く、腰への負担が少ないため、長時間より快適な座り心地を実現します。作業中一息ついて体を伸ばすとき、エッジがやわらかいので、気持ちよく体をゆだねられます。
さらに、背もたれを後ろから見た時、フレームをパイピングで仕上げているため、後ろ姿もフルパディングならではの美しさを楽しめます。
レザーをおすすめする理由
フロントパディングとフルパディングの張地はレザーとファブリックからお選びいただけます。CONNECTでは、ファブリックに比べ、比較的お手入れがしやすいレザーをおすすめします。
ファブリックは多様な色や風合いがあるため迷いがちですが、レザーは北欧老舗レザーブランドのSØRENSEN社のもので、その中でもフリッツ・ハンセンによって厳選された品質とベーシックな色味に絞っているため、ご自宅のインテリアに合う色が選びやすくなっています。
今回おすすめするエッセンシャルレザーは、程よくコーティング加工がされているため、汚れや水分に強く、比較的お手入れしやすいのが特徴です。また、表面が柔らかく、自然素材の滑らかさがより感じられるレザーです。天然素材のレザーは人の肌と同じようにお手入れをしてあげると、深い味わいを増し、経年変化を楽しみながらお使いいただくことができます。
エッセンシャルレザーの色に迷ったらコレ!
CONNECTおすすめのレザーカラー
エッセンシャルレザーは5色からお選びいただくことが可能です。
CONNECTでは「ブラック」と「ラーバ」をおすすめしています。
【ブラック】
ファッション感覚と同様、ブラックは色のイメージがしやすく、イメージと実物のギャップが少ないカラーです。ご自分のお部屋に取り入れたときの想像がしやすく、決めやすいのが特徴です。ブラックを取り入れることで、クールで引き締まった印象がプラスされます。
【ラーバ】
ラーバは、空間に程よく溶け込むグレージュカラーで、ブラックよりマイルドな印象になります。エッセンシャルレザーの中でも中間色になる色味なので、濃い目のウォルナットやチェリー材、ヴィンテージのチーク材のチェアとの組み合わせをおすすめします。オーク材のテーブルと合わせると、さらにマイルドで落ち着いた空間に仕上がります。
CONNECTおすすめの脚カラー
2020年にセブンチェアのカラーがリニューアルされ、脚のカラーも7色(ホワイト脚は同色シェルのみ対応可能)から選べるようになりました。CONNECTではベーシックな「クローム」の他に、「ブラウンブロンズ」をおすすめしています。
【ブラウンブロンズ】
6色の脚のカラーの中でも唯一ブラウンがかったカラーです。ウォームグラファイト脚と悩まれる方が多いですが、木製家具やフローリングとのコーディネートがしやすいのは、ブラウンブロンズ脚です。
ウォルナットなど濃いめの家具や、明るめの家具どちらと合わせてもコントラストが付きすぎず、使いやすいカラーです。
ブラックに近い落ち着いた色味ですが、ブラック脚に比べてマットな中にも上品な光沢があります。ブラック脚よりも柔らかで上質な印象になります。
ブラックレザーのシェルには同色のブラック脚を組み合わせがちですが、繊細な色味のブラウンブロンズ脚にすることで、ブラックレザーの上質さが際立ちます。
【クローム】
発売当初から安定した人気のクローム脚は、ブラウンブロンズに比べカジュアルな印象になります。
あえて素材感を残した仕上げなので、シェルの色を選ばない王道のカラーです。光沢感のあるクローム仕上げはレザーとのコントラストの美しさも楽しめます。
ただ、クローム脚の弱点として長年使用することで湿気が付きそこにほこりが付き、錆びになってしまうことがあります。定期的に(年2回程度)錆び落としのクリームでお手入れするときれいな状態でお使いいただくことができます。
ブラウンブロンズは塗装されているため、クロームに比べると細かい傷がつきやすいですが、錆びたりする心配は少なく、汚れも目立ちにくいカラーなのでメンテナンスの楽さで言うとブラウンブロンズがおすすめです。
メンテナンスが苦手という方はブラウンブロンズ脚。
傷を気にせず使用したいという方はクローム脚をおすすめします。
エッセンシャルレザーのセブンチェアを最大限に生かす上級者コーディネート
~ダイニング編~
「スチール×曲線×天然素材 が引き立てあう上質スタイル」
チェア:LILY + セブンチェアエッセンシャルレザー ラーバ+ N01
テーブル:TABLE SERIES(テーブルシリーズ)A825 / グレー / ブラウンブロンズ脚 / Φ120cm
ペンダントライト:オリエントP2ブラック
シェルフ:プランナーシェルフ / ミディアム
サイドワゴン:AJトロリー
フラワーベース:イケルベース LOW
ヤコブセンが最後にデザインし、成形合板技術の集大成である“LILYチェア”。
現代、世界的に活躍する日本を代表するデザインスタジオ 「nendo」により、ヤコブセンの成形合板技術をもとに新しい世界観をプラスし、デザインされた“N01チェア”。
このような至高のチェアたちにも引けをとらないのが、エッセシャルレザーのセブンチェアです。
テーブルは、建築家でもあるアルネ・ヤコブセンとデンマークの数学者ピート・ハインによりデザインされたテーブルシリーズの中の“Aテーブル”。建築の美はプロポーションだと語るヤコブセンの緻密なデザインとピートハインの計算し尽くした曲線美の美しさを兼ね備えています。
フリッツ・ハンセンの創業当時から変わらない使命の「たった一つの家具が部屋や建物全体を美しくすることができ、その空間で過ごす人々の幸せを高める」という信念は、ヤコブセン無しでは語れません。
機能的で美しいだけでなく、使いやすく、親しみやすいアイテムを手掛けてきた、ヤコブセンのアイテムの中から選び抜かれた、ワンランク上のスタイルです。
~ワークスペース編~
「フルパディングだからこそワークチェアにも」
チェア:セブンチェアエッセンシャルレザー ブラック
デスク:KARIMOKU CASE STUDY / ノームデスク 150
テーブルランプ:KAISER idell / テーブルランプ
ラグ:KASTHALL / HARVEST
小物:BUCKETS+WAVE
セブンチェアの中でも最上級のかけ心地のフルパディングだからこそ、ダイニングスペースだけで使うのはもったいないと思いませんか?
セブンチェアのフルパディングなら、リビングダイニングのワークスペースでも併用してお使いいただけます。
フルパディングのセブンチェアにもキャスタータイプあります!
チェア:セブンチェアエッセンシャルレザー ブラック/キャスター付き
セブンチェアと言うと、4本脚のタイプをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
あまり馴染みはないかもしれませんが、フルパディングのセブンチェアにもキャスタータイプがあります。
フルパディングのキャスタータイプなら、リビングダイニングのワークスペースではもちろん、プライベートなワークスペースで長時間作業するチェアとしても自信をもっておすすめできます。
キャスタータイプは、L字レバーでの昇降機能と、回転機能がついています。
一般的なワークチェアと比較すると最小限の機能ですが、シンプルな機能のため、すっきりとしたデザインになっています。そのため、リビングダイニングのワークスペースで使っても違和感を感じさせません。
最上級のかけ心地のエッセンシャルレザーフルパディング仕様だからこそ、キャスタータイプにすることで、ワークチェアとしての実力を発揮します。
よく知られているベニヤタイプのセブンチェアは身体にフィットする快適なかけ心地が特徴ですが、エッセンシャルレザーのフルパディング仕様にすることでより柔らかな包み込まれるような最上級のかけ心地にグレードアップすることができます。
「デザイン性」「使い勝手」「座り心地」の三拍子そろったエッセンシャルレザーフルパディングのセブンチェアを取り入れることで、ワンランク上の上質なモダンスタイルを実現してみませんか。