今しか手に入らない「PH 2/1 ダスティー・テラコッタ テーブルランプ」
2024年の秋、デンマークの老舗照明ブランドLouis Poulsen(ルイスポールセン)は「PH 2/1 ダスティー・テラコッタ テーブルランプ」を期間限定生産アイテムとして発売しました。こちらの限定アイテムは2025年1月末までの期間限定生産品です。CONNECTでは在庫がなくなり次第販売終了になりますので、お早目にご検討ください。
PH 2/1 Tableは、PHシリーズの中で最小サイズ。小さなシェードに温かい光が灯る様子はまるでキャンドルのようです。
こだわりの詰まったデザイン

特長的なシェード(傘の部分)は「ダスティー・テラコッタ」という名前で、これまでルイスポールセンの歴史の中で作られたことのないカラーのシェードとなっています。乳白色とレンガ色が混ざったような、濃いミルクティーのような色合いは、見ているだけでほっと一息つける素敵なカラーです。外出先から帰宅して、まっさきにスイッチを入れたくなるような、そんな素敵なテーブルランプです。
▶点灯時
明るいオレンジ色。テラコッタ色の温かみのある光は、夕日のような雰囲気で見ているだけでリラックスできそうです。

▶消灯時
消灯している時はミルクティーのような色で、また違った雰囲気で楽しめます。

特別なシェード
ダスティー・テラコッタのガラスシェードは、ハンドメイドで作られています。ずっと眺めていられる理由を紐解いていくと、そこには納得の理由があります。
通常の乳白色のガラスシェードは3層になっていますが、今回発売のダスティー・テラコッタはそこにテラコッタ色のガラスを挟み、4層の吹きガラスとなっています。ぽってりとした厚みのあるシェードが、暖かく優しい印象を創り出しているのです。
表面は光沢があり、内側はマット加工されているので眩しい電球の光が分散され、やわらかい光になります。しっかりとした厚みがあり、電球の眩しさをカットしてくれます。目には優しい光ですが、下部にあるものはしっかりと照らしてくれるような形に設計されているのも特徴です。

凛とした佇まいのそのサイズは、トップシェード(一番上のシェード)直径20cm、高さ35.5cm。重量も1.3kgと軽いので、模様替えをしようと動かす時も持ち運びしやすいです。ベースの直径は12cmと、手軽にサイドテーブルやローボードへ置きやすく隣に小物も一緒に飾ったりとコンパクトサイズです。
過去に発売した限定アイテムの琥珀色のガラスシェードと比較すると、色は似ていますが琥珀ほど透明感のないしっかりとした色のガラスになっています。

特別感のある支柱やコード
もうひとつ特徴的なのが支柱やベースの金属部分です。「エイジドブラス(Aged brass)」という名前で、真鍮を特殊な加工で経年変化したような色味にしてマットな質感のクリアラッカーで塗装しています。ブラックに近いダークブラウンで、とても上品な色合いです。テラコッタとガラスの組み合わせはとてもクラシックな雰囲気があります。


支柱には限定品の証、デザイナーのポール・ヘニングセンのイニシャル「PH」が刻印されています。この部分はエイジドブラス加工を施さず、クリアのラッカー塗装をしているので経年変化がなく、きらっとした真鍮色が保たれます。

通常のPH 2/1テーブルランプのスイッチはビニール製の素材で、コードの真ん中にスイッチがあるタイプですが、ダスティー・テラコッタのスイッチは支柱部分についています。細長いスイッチをパチンと押し込むと、パッと灯りがつく様子は、一日の疲れを癒してくれるルーティーンになりそうです。

限定品はブラウンのテキスタイルコードになっています。通常のテーブルランプのビニール製と比べて高級感があり、くるくるっと丸めているだけでも邪魔になりません。
PHランプシリーズについて

ポール・ヘニングセンの名前の頭文字から取った「PH」ランプには数多く種類があります。
「近代照明の父」とも呼ばれるポール・ヘニングセンは、1924年にパリの博覧会のためにルイスポールセン社と共同で開発した照明が高い評価を得たことがきっかけで、これまでに100種類以上のPHランプを作りました。 灯りと言えばキャンドルやオイルランプだった当時、PHランプは画期的な道具として、建築家やデザイナー達から愛されていました。その後、住宅用の照明として一般的に使われるようになり、現代も世界中で愛され続けています。
PH 5発表から40周年の1998年に復刻

PHランプの中で最も小さいPH 2/1 Tableシリーズ。現在では限定品や仕様の違うさまざまなPH 2/1 Tableが発売されています。PH 5が発表されてから40年経った、1998年にこのPH 2/1 Tableは復刻しました。 PH 2/1 Tableが復刻される前、PHシリーズ最小の2/1サイズは「ピアノランプ」と呼ばるピアノ用として人気のあったランプでした。シェードの大きさはPH 2/1 Tableと同じですが、支柱は傾斜があって約50度可動するものでした。PH 2/1 Tableは真っすぐな支柱で、場所を選ばずより使いやすい形となっています。
ヘニングセンが追求した対数螺旋のシェード
ヘニングセンがデザインした照明器具は美しい光のグラデーションが特徴です。 この光の秘密は、巻貝のカーブと同じ“対数螺旋(たいすうらせん)”と言う数学的な形が照明の傘(シェード)に応用されているからです。 対数螺旋のカーブは、下図のように、光がどの角度から当たっても同じ角度で反射します。この仕組みにより、なめらかな光のグラデーションをつくることができるのです。

PHの灯りを2倍楽しめる“オパールガラスセット”がお得に手に入る!

今回、PH 2/1 ダスティー・テラコッタ テーブルランプをご購入された方に限り、付替用のオパールガラス3枚セットを、キャンペーン特別価格にてご購入いただけます。通常価格からおおよそ半額なので大変お得になっています。(※シェードのみの購入はできません)
季節によって付け替えたり、お部屋の雰囲気に合わせて色を変えてみたり、1台で二通りお楽しみいただけます。
こちらも2025年1月末までの販売となりますので、あわせてご検討ください。
ご購入者特典あり!
ご購入者特典として、出しっぱなしでもお洒落なウールダスターをプレゼント!

限定アイテムにつき、無くなり次第販売終了
ルイスポールセンの限定品は毎年完売してからもお問い合わせをいただくのですが、完売後は再入荷がございませんので、テーブルランプをお探しの方はこの機会をお見逃しなく!
PH 2/1 ダスティー・テラコッタ テーブルランプのあたたかな灯りにうっとりと、ヒュッゲな時間を過ごしてみませんか?
組み立て方法について
組み立て方法はこちらの動画をご参照ください。
ボトムシェード(一番下のシェード)の下に2か所、ナットと呼ばれる回せる部分があります。これは1cm程高さが調節できるもので、回すと3枚のシェードが上下します。シェードが低すぎると電球が直接見えてまぶしくなり、逆にシェードが高いと1番大きなトップシェードに影が見えます。トップシェードの淵が電球の中心にくるように合わせるとバランスが取れるので、光の変化を見ながら調整してください。
「北欧照明の父」ポール・ヘニングセンとは?

Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン) 1894-1967年
1894年デンマーク中心部のオードルップに生まれ、高等学校を中退しテクニカル・カレッジで建築工法を学びました。自身の設計事務所をコペンハーゲンに設立後、ルイスポールセン社と協働を始め、複数のシェードから柔らかな光が降り注ぐランプを開発。良質な光を得るための機能的なデザインを生涯にわたり追及し、100種類以上のランプをデザインしました。照明以外にも、ジャーナリスト・アーキテクト・エディター・詩人・ソングライターとして多岐にわたり活動しました。特に彼の辛口の批評は有名で、無視できない論客として当時のデンマーク社会に強い影響力を放った人物です。
老舗照明ブランド、ルイスポールセンとは?

北欧デンマークの照明ブランド。創業一族のポールセン一家は1800年代末頃から工具・電気用品の販売を手掛けていました。1924年にパリの博覧会のためにポール・ヘニングセンと共同で開発した照明器具が高い評価を得て、照明器具の発売を開始。これが100種類以上のラインナップを誇るPHシリーズの始まりとなりました。現在では、ルイスポールセンは近代照明のルーツといわれ、世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"となっています。