キッチンに出しても違和感のないモダンな急須
お茶が大好きなイイホシさんが何年も前から「作りたい」と思っていた急須です。
よくある急須は全体的なフォルムが丸く、ぽてっとしたイメージですが、イイホシさんの急須はシュッとした直線のラインが特徴的。いい意味で急須らしくないところがイイホシさんのセンスがうかがえます。
イイホシさんの急須は「萬古焼(ばんこやき)」という三重県の四日市市で有名な焼き物で作られています。
「キッチンに出ていても違和感がない急須を作りたい」と、萬古焼の急須を作り続けている窯元の南景製陶園に依頼し、出来上がったものだそうです。
【南景製陶園】
三重県四日市市にて、急須の製造を主とする萬古焼メーカー。現在では約300種類の茶器をつくっています。
本体、蓋、取っ手、注ぎ口などいくつものパーツをろくろで手挽きした後に接続しています。出来上がりまでいくつもの工程を職人の手を経て出来上がっているので、時間と手間がとてもかかっている急須なのです。
お茶本来の香りが毎回楽しめる急須
急須にもいろんな種類のものがありますが、イイホシさんの急須は「萬古焼」のもの。萬古焼の急須にはこんな特徴があります。
①それぞれのお茶の香りを楽しむことができる
きめが細かい素地を使用し、釉薬を使わず焼き締められて出来上がっているので、吸水性がなく、お茶を何度入れても香りがつきにくいのが特徴です。緑茶やほうじ茶など、それぞれのお茶の香りを毎回楽しむことができるのです。
②使えば使うほどにいい味わいに
萬古焼の急須は、年月をかけて使っていくうちに急須の手触りや色合いが変わっていき、お茶の味をまろやかにしてくれます。急須の経年変化を楽しみつつ、お茶の味わいも変わってくるので、自分だけのしっくりくる急須になっていくのです。
お茶本来の持つ、味、香り、色を引き出す大事な「すり合わせ」
イイホシさんの急須に限らず、急須を作る上で蓋の部分はひとつひとつ本体に合わせてすり合わせて出来上がります。すり合わせとは、急須本体に合う蓋を作るために、ひとつひとつ急須と蓋を合わせ、ガタつきを無くしたものです。すり合わせをすることによって、密封度合いが高まり、よけいな空気が入らないため、お茶本来の持つ、味、香り、色を引き出すことができます。さらに、急須を傾けてもフタと本体の隙間からお茶がもれることがなく、最後の一滴までしっかりと注ぐことができるのです。
なので、万が一蓋を破損してしまった、紛失してしまったという場合、蓋だけ別売りということができないのです。職人さんによる手作りのため代わりがないので、取り扱いには十分に気を付けてくださいね。
2種類のサイズからお選び頂けます
イイホシさんの急須は大と小の2種類のサイズ展開になっています。小(Sサイズ)では小さめの汲み出し2杯分(満水で約200ml)のお茶が入れられ、大(Lサイズ)では小さめの汲み出し3杯分程(満水で350ml)のお茶が入れられるようになっています。
1人でちょっとしたお茶を楽しむなら小、家族、来客用など2~3名でお茶を楽しむなら大サイズがオススメです。
急須と合わせて使いたいお茶を楽しむ道具
Kumidashi
京都のお茶の老舗、一保堂茶舗でのイベントの際に一保堂さんよりアドバイスを頂いて製作したのがこのKumidashiです。薄い白磁でできているため、中に入ったお茶の色を楽しみつつ、お茶本来の味を楽しめるように薄い口当たりになっています。
汲み出し茶碗一覧
ReIRABO(リイラボ) ラウンドプレート
お茶の味をより引き立ててくれるお茶請け(おちゃうけ)。ちょっとした和菓子をのせるのにぴったりなのがイイホシさんのシリーズ「ReIRABO(リイラボ)」の ラウンドプレートです。カラーバリエーションも豊富なので、お茶請けの種類によってプレートの色を変えるのも楽しいですよ。取り皿としても使えるので何枚か常備しておきたくなります。
ReIRABO(リイラボ) ラウンドプレート一覧
黒文字 / meshibe
植物のめしべをモチーフにして作った黒文字。 和菓子を頂く時だけでなく、チーズやフルーツのピックに。
黒文字 / meshibe一覧
お茶の時間が楽しくなりそうな急須です。イイホシさんの急須で、どうぞ美味しいお茶を一服お召し上がりください。