STOOL 60 Wild Birch
スツール60 ワイルドバーチには、木材に現れる節、芯に近い色の濃い部位、昆虫による形跡など、森林から生み出されるあらゆる可能性とバリエーションが含まれます。
これまでは自然ならではの痕跡が表面に現れた「L-レッグ」は、上から塗装をした製品にのみ使用され、隠されてきました。
アルテックは、スツール60ワイルドバーチを通して、自然そのままの品質と不完全な美しさを価値として認め、それと同時に、木材選定の基準の幅を広げ、これまで以上に自然素材を無駄なく大切に使用することを提唱します。
これは、サステイナビリティに対する新たな価値の提案につながります。「Wild Birch=自然そのままの白樺」を肯定し認める新たな基準は、近い将来スツール以外の「L-レッグ」シリーズにも適用される予定です。
Stool 60
アルヴァ・アアルトにより1933年にデザインされた「スツール 60」は、座面と三本の脚という最小限の要素で形作られています。椅子としてだけでなく、ローテーブルや、インテリアアクセサリーを飾る台として、さまざまな使い方ができます。
円形の座面の裏に直接脚を取り付けるとてもシンプルな構造です。タワーのように重ねることもできるため、収納場所にも困りません。
フィンランドのトゥルクにあるアルテックの工場、A-ファクトリーで、42もの製造工程を経て生み出される「スツール 60」は、たくさんの色と仕上げのバリエーションを揃えています。フィンランドの国内外へと出荷された「スツール 60」と四本脚の「スツール E60」は、これまでに数百万脚にのぼり、時を越え、国や文化を越え、世界中で愛され続けています。