取り付けについて
図の配線器具がついていれば、本体の取り付け・取り外しが電気工事なしで簡単に行えます。
【 ペンダントコード長さ加工価格 】
引掛シーリングキャップ上端(※上記 配線器具の厚みは含みません)から、器具下端までが全長となります。加工は全長をご指定ください。
※コード加工の際に、多少の誤差が生じる場合がございます。予めご了承ください。
種類 |
カット (短縮) |
既製全長~2mまで (延長) |
2m超~3mまで (延長) |
通常の引掛シーリング [A] |
¥4,400 [¥4,950] |
¥5,500 [¥6,050] |
¥7,700 [¥8,800] |
ダクトプラグに変更 [B] |
¥6,600 [¥7,150] |
¥9,900 [¥11,000] |
¥12,100 [¥13,750] |
蜂の巣の愛称で親しまれている照明「A331 Pendant Lamp “Beehive“」
「A331 Pendant Lamp “Beehive“(ビーハイブ)」は1953年フィンランドのユバスキュラにある大学のために、アルヴァ・アアルトによってデザインされました。アルヴァ・アアルトによる照明の代表として、「蜂の巣」の愛称で親しまれています。
蜂の巣形のシェードから漏れる美しい灯り
5層のシェードに6つの真鍮製のリングが付いてます。このリングには1cmほどの小さなスリット(穴)がぐるりと並んでいます。重ね合わせた真鍮製のリングが球形を形づくり、細かなスリットから漏れる光が美しいです。
A331 ビーハイブに限らず、アルテックの照明ほとんどにこのデザインが使われています。このスリットからもれる温かな光が空間に優しい印象を与えてくれます。
PHで有名なポール・ヘニングセンから受けた影響
アアルトは「北欧照明の父」とも言われるポール・ヘニングセンの照明から影響を受けていることを自ら公にしておりヘルシンキの自邸でもPH 4/3ペンダントランプが愛用されていました。
アアルトはリング状のシェードを層状に組み合わせるヘニングセン譲りの手法を用いつつ彼らしいユニークな形状を持つ照明もデザインしており、その代表例としてビーハイブがあります。グレアフリー(眩しさを感じさせない)の柔らかい灯りと彫刻のような唯一無二のフォルムが特徴の美しい照明です。
デザイナー自身も愛用
フィンランドのヘルシンキにあるアアルトの自邸では、ソファの前のテーブル上に吊るされています。デザイナー自身がリビングで愛用するほどお気に入りの照明であるということが窺えます。
夜の表情も美しい
ダイニングテーブルに吊るすと、手元をしっかり照らしてくれ、シェードから漏れる光で食事だけでなく、パートナーや家族、友人の顔を美しく見せてくれます。
夜、お家時間をしっとりと過ごしたい方には、ソファ横に低めに吊るすことをお勧めします。手元灯として使用でき、シェード部分から漏れる光で落ち着いた時間を過ごせます。
サイズ・バリエーションについて
A331のカラーバリエーションは3種類です。
日本の住宅天井高に合わせて設定されたコード長
A331に限らずアルテックの照明器具は、現存の日本の住宅天井高の平均を2.2~2.4mとして算出して設定しています。CONNECTで取り扱いのあるルイスポールセンやフリッツ・ハンセンの照明器具に比べて、アルテックの照明器具は比較的コードの長さが短めなのが特徴です。
例えばルイスポールセンの照明はコードの長さだけで約1.5mくらいありますが、A331は全長(引掛シーリングキャップ上端から、器具下端までのこと)が125cmなので、コードの長さは95cmとなっています。
テーブル天板から照明器具の下までの高さは60~70cmがおすすめです。
A331を取り付けたい場所の天井高やテーブル・カウンターなどの高さなど計算した上でコードを延長またはカット加工するかどうかご検討ください。
コード加工についてはこちら
日々のお手入れについて
乾いた布やハタキのようなものでホコリを払い、やわらかい布で軽く拭いてください。 サビや変色の原因になるので水拭きはしないでください。
※お手入れの際は必ず電源を切り、灯具部分が高熱になっていますので少し時間が経ってから行ってください。
A331を使ったコーディネート
A331は、ひとつあるだけで主役級の存在感があるので、様々な場面でお使い頂けます。
【ダイニング1灯吊り】
△石巻工房 by Karimoku / KOBO TABLE / W180cm
△HAY / CPH 20 / Φ120cm
△HAY / CPH20 / Φ90cm
△Artek / TABLE 82A / W150cm
【ダイニング2灯吊り】
△大きめのダイニングテーブルに2灯吊りしました。
【リビング1灯吊り】
△Karimoku New Standard / CASTOR SOFA / 2-SEATER
デザイナーについて
「北欧の賢人」と呼ばれた、アルテック創業者のひとりアルヴァ・アアルト。1898年フィンランド中西部のクオルタネ生まれ。ヘルシンキ工科大学を卒業後、ユヴァスキュラ市で「建築・モニュメンタルアート事務所アルヴァ・アアルト」を開設しました。1976年、78歳で亡くなるまで生涯に200を超える建築を設計しました。自身が設計した建築に合わせて家具のデザインも手掛け、プロダクトデザイナーとしてもその名を残しました。
Artekについて
アルテックは1935年にアルヴァ・アアルトが自作の家具を国内外に販売するために、妻:アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス・グスタフ・ハールで設立した、北欧モダンを代表する家具ブランドです。「art」芸術と「technology」高い技術の融合により、「artek」としてモダン家具を追求するという先進的な試みを行ってきました。
アルテックは地元フィンランドの自然素材を調達し、自然の循環を妨げることのない製造方法で安全性と耐久性の高い、優れた製品を作り続けてきました。暮らしの中のあらゆる場面で多用途に使える実用性と機能性を兼ね備えた持続可能なデザインを作り続けること、それがアルテックの哲学です。