近代的な家具デザインの名作とも称される<ドムスチェア>は、イルマリ・タピオヴァーラにより、ヘルシンキの学生寮「ドムス アカデミカ」のためにデザインされました。
高い評価を受けた<ドムスチェア>は、フィンランドを代表する椅子として「フィンチェア」という愛称でも呼ばれるようになります。
三次元に曲線を描く、人の身体に沿った座面など、長期間座っても疲れにくく、心地良く過ごせるデザインを追及しています。特徴的な小さめの肘掛けは、肘置きとしての役割をきちんと果たしながら、テーブルに椅子を引き寄せやすいように考慮されています。
1946年に誕生した<ドムスチェア>は、今もなお、世界中で愛され続けています。