PK22(ピーケー22)
ポール・ケアホルムがデザインしたラウンジチェア「PK22」は最も代表的な作品です。彼の作品「PKシリーズ」において最も人気が高いこのラウンジチェアは、世界的にも名建築として名高いパリの国立図書館や東京の国立新美術館にも置かれています。彼は美しい家具をデザインするために、素材にステンレススチールをいち早く取り入れ、"ステンレスの魔術師"として数多くの名作を世に送り出しています。そんな彼の経歴、デザインや素材に対するこだわりや美しさへの探求を知ることで、さらにポール・ケアホルムの世界観や奥深い魅力を余すことなく感じていただけると思います。
Poul Kjaerholm(ポール・ケアホルム)
ポール・ケアホルムは、1929年にデンマーク北西部の田舎町で生ました。15歳で家具職人に弟子入りし、18歳でキャビネットメーカーのマイスターの称号を取得しています。現在では金属のイメージが強いポール・ケアホルムですが、もともとは木工職人としての技術を磨いていました。その後、コペンハーゲンの美術学校に入学します。在学中Yチェアのデザイナーとしてすでに活躍していたハンス J. ウェグナーのもとで、色々な事を学び、卒業制作でPK25を制作しています。学生が作ったと思えないクオリティの高さから、現在のフリッツ・ハンセンのPKシリーズのラインナップに加わっています。
ポール・ケアホルムについて詳しく知りたい方は
こちらのブログをご覧ください。