HOUSE OF FINN JUHL(ハウス・オブ・フィンユール)
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HOUSE OF FINN JUHL (ハウス・オブ・フィンユール)
HOUSE OF FINN JUHL(ハウス・オブ・フィンユール)は、2001年フィン・ユールの夫人ハンネ・ヴィルヘルム・ハンセンにより、フィン・ユール家具の製造と復刻生産に関する権利を与えられており、 当初の意図と同じ価値観と同じ品質で家具を製造しています。このアプローチがなければ、フィン・ユールのトレードマークであるユニークな仕上げと繊細なディテールを実現することは不可能でしょう。最高品質の素材は、何世代にもわたって使い続けられる、エレガントで快適、耐久性のある家具を作るための基礎となります。したがって、最高級の素材を正確に選択することが、HOUSE OF FINN JUHLの主な焦点となっています。 今日、フィン・ユールのコレクションは40種類以上の作品から成り立っており、そのすべては高い品質を保ち最上の敬意を払い製造されています。
Finn Juhl(フィン・ユール)
フィン・ユールは、1912年デンマークのコペンハーゲンに生まれました。彼は幼い頃から美術に興味を持っていましたが、父親から芸術の道に進むことを反対され、建築家になるべくコペンハーゲンの王立芸術アカデミーの建築学科に入学しました。建築家カイ・フィスカー氏に学び、そこで彼は建物の設計やインテリアデザインを通じて現代美術への関心を持ち、独自の発想をもとに家具デザインを手がけるようになりました。
1930年代、北欧ではモダンデザインが台頭し始めた重要な時期でもあります。大学を卒業後、建築家のヴィルヘルム・ラウリッツェンの事務所に勤務、1937年の家具職人ギルド展示会で出展したのをきっかけに、自身のデザインスタジオを設立。1940年に発表した「ペリカンチェア」は時代を先駆けた作品と呼ばれています。デンマークの近代家具デザインにおける代表的な人物、ボーエ・モーエンセンやハンス J. ウェグナーとともに頭角を示していきます。
世界で最も美しい椅子と呼ばれた「No.45」や「チーフテンチェア」等、優雅な曲線を特徴とするフィンユール独特の発想と造形力を評価され、数々の素晴らしい作品を生み出していきました。