「お子さまがいるおうちでも大丈夫!汚れをはねかえすウールファブリック」で触れたように、あらゆる天然繊維の中で、もっとも汚れにくい素材でもあるウール。においも自然に中和してくれるので(リンク:天然除菌、洗わなくても臭くならない!?)、衣類のように頻繁に洗ったりする必要はありません。日常的なお手入れの方法は、「掃除機」のみです。
わたしたちの家の中には、日常的に目に見えないチリやホコリが舞っています。それらが降り積もる先にはソファをはじめとした家具も含まれます。
そのため、お部屋を掃除するついでに、家具のファブリックの上まで掃除機をかけましょう。それにより毛玉の発生も防げます。
万が一、シミになりそうな汚れをつけてしまったときは、深く染み込んでしまう前に、なるべく早く対処すること。タオルに水を染み込ませ、トントンと叩いて薄くなる汚れならば水溶性の汚れです。繰り返して汚れを落としましょう。汚れの種類別に、インターネット上でウールのしみ抜き方法はたくさん掲載されているので、参考にするのも手ですが、どれを試すにしても、家具の裏側や目立たない箇所で試してみることを忘れずに。
※広範囲の汚れや、よく手で触る場所が手垢で色が変わってしまっている場合などは、プロのドライクリーニングを推奨します。生地を張ったままクリーニングを行う業者もありますので、いざというときには頼りましょう。
INDEX
もくじ
01
WOOL生地10の真実
ウールなら、10年たっても
買った時のように美しい!?
02
WOOL生地10の真実
お子さまがいるお家でも大丈夫!
汚れをはねかえすウールファブリック
03
WOOL生地10の真実
天然除菌、洗わなくても臭くならない!?
04
WOOL生地10の真実
冬は暖か、夏はサララ。
ウールの別名は「天然のエアコン」
05
WOOL生地10の真実
ウールの“ブルー”は全く違う!?褪せない色の魅力
06
WOOL生地10の真実
意外な手軽さ。普段のお手入れは、掃除機のみ
07
WOOL生地10の真実
ウール=毛玉は間違いだった!?
毛玉の原因は「静電気」
08
WOOL生地10の真実
ウールのチクチクが苦手な私。
でも「座る」なら大丈夫かも!?
09
WOOL生地10の真実
ヨレッとしたソファは品を失う!?
ウールの「張り感」
10
WOOL生地10の真実